韓国外交部=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は14日、2016年1年間の国際情勢と韓国の外交政策、主な外交活動をまとめた2017年版「外交白書」を発刊した。

 外交部は白書で、韓国政府の北朝鮮の核・ミサイル脅威への対応について「米国、日本、中国、ロシアなど主な関係国と首脳会談を含めた各級の協議を行い、北の非核化に向けた協力を一段と強化した」と評価した。

 韓日関係については、旧日本軍の慰安婦問題を巡る15年末の韓日合意に基づき、被害者を支援するため韓国政府が「和解・癒やし財団」を設立したことや、16年3月31日の韓日首脳会談などを取り上げ、「両国は首脳クラスの外交だけでなく、外相会談をはじめとする高官級外交も活発に行った」と評した。

 一方で「16年も日本の一部政治リーダーたちの度重なる歴史退行的(後ろ向き)な発言と行動が韓日関係の進展に大きな困難を招いた」とし、「16年末に釜山の日本総領事館の裏門横に(慰安婦被害者を象徴する)少女像が設置され、これに日本政府が強く反発したことは韓日関係における一つの挑戦になった」と振り返った。

 韓米関係と関連しては「米国との包括的戦略同盟を維持し、米新政権の発足後もこれを継承・発展させていくため首脳外交を含めた高官級交流活動を展開した」とし、「両国は強力な韓米同盟を基盤に、北への抑止力を維持した」と評した。

 韓中関係については、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に中国が反発したことで「16年下半期から両国の外交当局間でさまざまな対話チャンネルを円滑に作動させることが難しくなった」などと記した。