日本を訪れる中国人のなかには中国の旅行関係者も少なからず含まれている。中国メディアの今日頭条は13日、中国国内は「ほとんど行き尽くした」という中国の旅行関係者の手記として、初めて日本を訪れた際の感想を伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人のなかには中国の旅行関係者も少なからず含まれている。中国メディアの今日頭条は13日、中国国内は「ほとんど行き尽くした」という中国の旅行関係者の手記として、初めて日本を訪れた際の感想を伝えている。

 この中国人は旅行業界に入って10年以上のベテランだ。中国国内は行き尽くしたとしていることから、当初はガイドだったのかもしれない。しかし、朝早くから夜遅くまで働き続ける毎日に疲れてしまい、同じ旅行業界内とはいえオペレーターに転職したという。しかし、今度は同じ職場に通う同じ毎日に嫌気がさしてきて、気分転換のために初の国外旅行に出かけることにしたという。

 そこで、同僚など同じ旅行関係者におすすめの国外旅行先を尋ねたところ、勧められたのは「日本」だったため、初めての国外旅行先として日本を選んだという筆者。だが、その一方では友人などから「日本は歴史問題を抱える敵国」であり、その日本を訪れることを批判されることになるかも知れないと怯える気持ちもあったようだ。

 だが、同僚からは「調和のとれた社会や礼儀正しい人びとが日本にいる」という話を聞いていたというこの中国人は「過去ではなく現代に生きる中国人」として日本を訪れることを決定。日本と中国は確かに悲しい過去があるものの、どの国を訪れるかは個人の自由であり、問題は「訪れた先で何を見て、何を感じるかが重要だ」とし、批判される可能性に怯えず日本行きを決めたのだという。

 記事によれば、この中国人はまだ訪日はしていないようで、これから具体的なプランを立てるようだが、「日本を旅行で訪れる」ということにもこれだけナーバスにならなければならないという点から、中国国内の対日観が見えてくる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)