10の質問でわかる【依存体質度】気づいていない依存の種、発芽していない?

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 明らかに依存している人と思える人だけが、依存体質ではありません。どんな人の中にも、依存のタネは備わっています。発芽しているかどうかの問題で、誰にでも発芽する可能性があるのです。10の質問から、あなたの依存体質度を探ってみましょう。

 以下の中で、当てはまるものがいくつあるのか、数えてみてください。

□失敗したら、まず、その理由を聞いてほしい
□何となくダラダラと過ごす
□今日からではなく、明日からにする
□自信家ではない
□どうしても指摘されたくないことがある
□気になるとずっと考えてしまう
□人に褒められるとテンションが上がる
□1人で過ごすのは好きじゃないかも
□「かまってちゃん」と言われたことがある
□物を見ると、ほかのものと比べる

 あなたはいくつ当てはまりましたか? さっそく結果をみてみましょう。

■0〜2個……依存体質度ほぼゼロ!
 「依存」という言葉は、あなたの辞書にはないのかも。依存体質度は、ほぼゼロのあなたです! 人のことを気にしないどころか、どうでもいいと思っているところがあるのでは? ある意味、世捨て人のような感覚に通じる面を持っているともいえますが、超自信家である可能性も否めません。いずれにしても、マイペースでワンマンなタイプでしょう。

■3〜4個……依存体質度低レベル
 ほどよい程度に自分の意志を貫きながら、うまく周囲と調和していける人でしょう。心の整理が上手で、いい意味であきらめのいいタイプです。今のところは、依存の芽を発芽する可能性も心配ないでしょう。一方、依存体質のある人から依存される傾向がありそうです。ロジカルに現実と向き合って、物ごとや考えを納得に導けるあなたにひかれるのでしょう。

■5〜7個……依存体質度標準レベル
 依存体質度は標準レベルなため、今のところは問題ないはずです。けれど、一歩進むと、発芽するステージでもあるので注意が必要です。人にばかり意見を合わせている気がする。相手からどう思われているのかが気になって仕方がない。褒めてもらいたくて頑張る……といったことが表立ってきたときは、危険信号が出ているのかも。そんなときは自分を見つめ直して取り戻しましょう。

■8〜10個……依存体質度高レベル
 依存体質度はかなり高いでしょう。周りの空気に流されたり、人の評価でしか物ごとの価値を決められないところがあるのかも。協調性として考えると、周囲を気にするのは悪いことではありませんが、気にしすぎた結果、自分を失ってしまうところが気掛かりです。人は、それほど人のことを見ていません。もう少し力を抜いて、周りに流されない自分を意識してみては?

 何かに頼ってしまう「依存」は、共同生活を送る私たち人間にとって、切り離すことが難しいテーマなのかもしれません。持ちつ持たれつの支え合いが、いつの間にかおんぶに抱っこの関係になることがあるからです。
(LUA)※画像出典/shutterstock