井手口、リーズと契約直後に他国へ武者修行か 英メディアが動向分析「欧州内でローン」

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移籍金7500万円、契約期間は未定と英メディア報道 就労許可証が高いハードルに

 J1ガンバ大阪の日本代表MF井手口陽介が来年1月、イングランド2部リーズ・ユナイテッドへ移籍することが決定的となった。

 ハリルジャパンの新鋭はリーズと契約直後に他国に武者修行でレンタル移籍の道を選ぶことになるという。英公共放送「BBC」が日本人選手にそびえ立ってきたあるハードルの存在を明らかにしている。

 記事によると、井手口の移籍金50万ポンド(約7500万円)で、契約期間は未定だという。そして「彼は就労許可を手にできないので、欧州内でローンに出されることになる」と報じている。

 英内務省の管轄となる就労許可書こそが日本人選手らEU外選手にとって厳しいハードルとして存在してきた。2002年日韓ワールドカップ(W杯)後には、同様の問題のため当時日本代表だったDF三都主アレサンドロのチャールトン移籍が立ち消えになった。

 記事では取得条件について、「就労許可を取得するには過去2年間で75%の代表戦に出場する必要がある。そして、その代表国は平均でFIFA(国際サッカー連盟)ランク50位に入っている必要がある」と説明している。

 出場試合のノルマはFIFAランクの高さで軽減される。トップ10なら30%、20位までなら45%、30位までなら60%という具合に、だ。

井手口に必要なのは継続的な代表戦の出場

 日本は現時点でFIFAランク55位。「彼らの平均ランクは2018年ワールドカップ後にはトップ50に入ることが予想される。井手口は必要な試合をこなすことが求められる」と記事では分析している。

 逆に言えば、日本代表がこれ以上FIFAランクを落とす、もしくは井手口が代表から外れた場合、欧州クラブへ武者修行に出された井手口はその後もイングランドデビューを果たせない可能性が出てくる。

 果たして今後どのクラブでプレーすることになるのか。ロシアW杯のメンバー入りも期待される若武者の去就に一層注目が集まりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images