ブルーライトとは可視光線の中で最も波長が短く、エネルギーの強い光のことです。LED照明の普及やスマートフォン、パソコンなどの普及で、その強いエネルギーの光に晒される機会が増えてきました。ブルーライトが我々の体に与える影響とその対策について見ていくことにしましょう。

ブルーライトが体に与える影響

光の強さを表す数値に色温度いうものがあり、K(ケルビン)という単位を使用しますが、ろうそくの灯りが1000 K(ケルビン)のところ、ブルーライトを強く発するLED照明、スマートフォンやパソコンの画面は6000 K(ケルビン)から9000 K(ケルビン)とかなり高い値を示します。ブルーライトはエネルギーが強いので黒目の透明の膜である角膜やレンズのはたらきをする水晶体に吸収されることなく、カメラに例えるとフィルムの役目をする網膜に達します。紫外線にもっとも近いとされるこのエネルギーの強い光は目にかなりの負担をかけると言われています。目にとどまらず肌にも好ましくない影響を与え、さらには目から入るその光の影響が自律神経をも乱して深刻な病になることあるようです。目に与える影響としては網膜を傷つけ加齢黄斑変性という目の疾患になる可能性があり、目の極端な疲れ、視力低下などの悪影響も考えられます。また睡眠を促すメラトニンの分泌を抑制して体内のリズムを狂わせ数々の病を併発させる原因にもなります。メラトニンにはガン抑制のはたらきがあるといわれていてその分泌が抑えられるとガンになるリスクも高くなるとされています。

ブルーライトの対策方法をチェック

省エネルギー化でLEDライトの普及がめざましく、照明からのブルーライトにされられがちですが色温度の低い照明はブルーライトが比較的に少ないので、それらを使用したり、夕方以降は照明を少し暗めに設定するのもいいでしょう。また読書時などの照明はスタンドライトなど局所を照らすもので直接、照明が目に入りにくいものを使用するのもいいかもしれません。

パソコンやスマートフォンでは夜間モードに設定することによってブルーライトをかなり低減できますし、ブルーライトをカットするソフトやアプリが無償で提供されていたりしますのでそれらを使用することをお薦めします。

連続的に長時間のパソコンやスマートフォンの使用は避け、小刻みに目を休ませる時間を入れるようにするのがいいでしょう。厚生労働省の出しているガイドラインでは1時間パソコン作業を行ったら、15分程度の休憩を取ることを推奨しています。

寒いこの季節は部屋に籠りがちになり、スマートフォンやパソコンを眺めている時間が多くなりがちですが、上に書いたような対策をしっかり取ることをお薦めします。


writer:Masami