朝、ベッドの中から手を伸ばし、鳴り始めたスマホのアラームを切ったあと、まどろみながら思うのです。

「えっーと、今日は何曜日だっけ、っていうか、何日だっけ?」と。

で。「え?13日?ってことは、もう今年もあと半月で終わっちゃうの?」と、愕然として飛び起きた白玉あずき。みなさま、いかがお過ごしですか? 

6月になれば「今年ももう半分過ぎちゃった」と焦り、夏が終われば「あと3か月しかない」と、秋のメランコリックな気分と相まってどんよりした気分になる。それ以降、あと2か月1か月とカウントダウンをしていれば、そりゃ「終わる」ことばっかりに気を取られて、「もう!?」って感覚に拍車がかかるってものです。

今日にしたって、厳密に言えば「半月」ではなく、多少サバを読んでいます。そのサバ期間は、「やばい!やばい!もう半月しかない!」という焦りによって、事実上消滅してしまうでしょう。

そんなふうに、1年が終わっていくのです。空しい。

さて、2017年はどんな年だったのでしょうか。周囲の独身OLに聞いてみたところ、「忙しくって、ぜんっぜん覚えてないです!」と半ば悲鳴のような声があちこちから。

それでもめげずに、「いちばん古い、覚えている今年のニュースってなに?」と聞いてみると、

・「安室ちゃん引退。『Finally』も買って、毎日聞いています」(35歳・IT関連会社勤務)→これって、9月。
・「サッチーの訃報。地味にショックでした」(40歳・出版関連会社勤務)→これって先週。
・「白鵬とかのやつ。私だって、話をしているときに後輩にスマホいじられたら、キレると思う」(32歳・製薬会社勤務)→まだくすぶってる。

と、フレッシュなものばかり。本当に「何も覚えてない」という人が多いのです。Facebookやインスタなどが流行る理由がわかりますね。覚えていないと、生きている意味がわからなくなってしまいます。

記憶を手繰りすぎて、「ベッキーのあれって今年だっけ?」「逃げ恥は?」「SMAPは?」と、2016年のニュースを引き出してくる人も多く、あれ意外と2017年って大きなニュースはなかったんだっけか?と思いがちですが、さにあらん。

今年の漢字が「北」になったことからもアレなように、政治経済はもちろんのこと、同世代関連の引っかかるニュースは結構ありました。トランプさんがアメリカ合衆国大統領に就任したのも今年ですからね!まぁ、選挙でわちゃわちゃしていたのが2016年ですから、すごく前の気もしちゃいますけども。

ということで記憶に頼るのは無理そうなので、この1年の『女のもやもやセラピー』を読み直して、芋ヅル式に思い出してきたトピックスを、独身OLのみなさんに聞きました。

今年アラサー&アラフォーOLがもやもやしたトピックスはコレだ!

「堀北真希さんの引退が発表されたとき、そっかー、お母さんになるのかーとしみじみしたのを思い出しました。今もまったく表に出てこないというのも、すがすがしいなぁと思います。

いいなぁ、と思うのは、旦那さんの山本耕史さんが、ちょこちょこバラエティー番組で彼女のことを話題に出すからだと思うんですよね。だから、私たちも彼女のことを忘れないわけで。旦那さんに大切にされているのも、わかるし……。

最初は、付き合ってないのに結婚するとかありえないなって思ったけど、こういう旦那さん、いいなって思います。私もそういう人に出会いたいです」(IT関連会社勤務・32歳)

今年は、清水富美加さん、江角マキコさん、そして浅田真央さんが引退、レディ・ガガ、春香クリスティーンさんが休業など、人生の転機を迎える女性も数多く、ついついアラサー&アラフォーOLも自分の人生を振り返ることがありました。忘れてましたけど……。

「斉藤由貴さんの人気再燃、からの転落は、人生って怖いなぁって思いました。不倫はやっぱりダメってのはつくづくですけれど、かわいいおばさんみたいな彼女の雰囲気は見習いたいなぁと思っていた矢先に、あの騒動だったので、何が起こるかわかんないな……って。くわばらくわばら、です」(フリーライター・40歳)

話題になるからということもありましょうが、有名人の不倫ニュースは2017年も多発しました。しかし独身OLにとっては、もはや「誰かと誰かが不倫してる」ってことそのものはどうでもよくて、ただただ「自分がもし渦中にいたら……」と心のふんどしを締め直す案件となりました。

「小林麻央さんの訃報は本当に残念というか、残念と言ってはいけないのだと思いますが、あんなにかわいらしくて、賢くて、仕事でも評価を受けていて、結婚して、お子さんももって、っていう、同世代として、憧れのポジションにいた方がと思うと、愚痴ばっかり言ってないで、私もちゃんと生きなくちゃって本当に思いました。ご冥福をお祈りしています」(制作会社勤務・33歳)

1年のニュースを振り返ったとき、独身OLが再び話したくなるのは、自分の人生と比べたり、置き換えたりしたものが多いようです。
それでは、自分たちの1年はいかがなものだったでしょうか。

「今年も結婚できなかった」「っていうか彼氏もつくれなかった」。後編は独身アラサー&アラフォーの2017年大反省会です!〜その2〜に続きます。

クリスマスが終わったら仕事納めに突入。そして気付けば新年だ。