モスクワで記者会見に臨むロシアオリンピック委員会のアレクサンドル・ジューコフ会長(2017年12月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ロシア・オリンピック委員会(ROC)のアレクサンドル・ジューコフ(Alexander Zhukov)会長は12日、国家ぐるみのドーピングを指摘され、同国が代表チームとしての参加を禁止された2018年平昌冬季五輪について、選手の個人資格での出場を認める意向を示した。

 国際オリンピック委員会(IOC)から委員資格を停止されているROCのジューコフ会長は、モスクワで記者会見を開き、「われわれの意見は一致している。選手は韓国へ行き、ロシアに勝利を持ち帰る必要がある。選手は五輪参加の意思を表明している」と話した。

「ROCは全選手の意思を尊重する。そしてあらゆる手段を講じて、大会に参加する選手はもちろん、参加を拒否される選手、招待を受けられない選手を資金、法律、スポーツの各方面で支援する」

 IOCは前週、2014年のソチ冬季五輪で国家ぐるみの組織的なドーピングが行われていたことを理由に、ロシアの平昌大会参加禁止を決めた。そして、厳しい条件を満たした「クリーンな」選手だけが、「ロシア出身の五輪選手」として五輪旗の下での出場を認められると発表した。

 ジューコフ会長によれば、ロシア側はスイスのローザンヌ(Lausanne)へ使節を送り、15日に出場の条件について話し合うという。同氏によれば、平昌五輪には200人ほどのロシア選手が出場できる見込みだという。
【翻訳編集】AFPBB News