顔の筋力弱い「筋ジス」患者がポーカー王者と対決! 障害活かし勝負事に挑戦

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【バリバラ】(Eテレ)2017年12月3日放送
「"超人"とよばないで!」

片方の足がないためずっと片足立ちしていられる、耳が聴こえないから読唇術が大得意...など、

番組では、障害を持つ人々がその特性を活かし、ギャンブルなどの勝負事に挑戦した。

「音だけで電車わかる」能力は競艇に有利か

脳性まひを持つ近藤宏樹さんは、音だけで電車が識別できるのが特技だ。

名古屋の金山駅近く、様々な電車が通る場所で目隠しした近藤さんは、電車の走行音を聞いて「これ名鉄!」「これJRの各停ですね」など、見事言い当ててみせた。

この聴力を活かして近藤さんに挑戦してもらったのが「ボートレース」だ。

レースの勝敗はボートのエンジンの調子の良し悪しが鍵を握るといわれている。近藤さんに出走するボートのエンジン音を聞いてもらい、調子がいいボートを選んで一儲けできないかという魂胆だ。

第1レースは、音の伸びや微妙な音の違いから1号艇と5号艇が好調ではと判断。迷った末5号艇の1着を予想したが、結果は残念ながら1号艇が1着だった。

第2レースは2号艇と5号艇の1着を予想したが、どちらもハズレに終わった。

近藤さん「儲けようと思ってやるのが良くないのかな。音を聞いて、当たるか楽しみながら観戦料を払う感覚でやればいい。儲けようなんて思ったらそれは神様が許さんと思う。音だけじゃダメだね」

ちなみにこの後、カメラを回していない時のレースで1着予想が当たったとのことだ。

ポーカーフェースでババ抜きに勝てるか

「顔面肩甲上腕型」の筋ジストロフィーを患う女性お笑いコンビ「エログロナンセンス」は、顔の筋力が弱く表情が出にくい特徴を利用し、世界ポーカー選手権大会で日本人初の優勝を果たした木原直哉さんに、ポーカーよりルールが簡単なババ抜きで勝負を挑んだ。

最初はグロさんが対決したが、結果は木原さんの圧勝。ジョーカーを持っているグロさんが、引かれたくないカードを持つ手に力が入ってしまうため、ポーカーフェースでも勝てなかったのだ。

次に対決したナツさんは見事木原さんに勝利した。夫と100戦以上練習し、癖を徹底的に修正してきたという。

「表情がない」「笑った顔がキモい」と言われるのが悩みだった二人だが、木原さんとの対決で勝ち負け以上の喜びが得られたようだ。

ナツさん「よく観察している方だから、『表情がよく出てますよ』って言っていただいて、『本当ですか!?』って。人と会うたびに表情をオーバーに作るのが癖になっていたので、木原さんみたいに見てくれる人がいるとすごくうれしい」

グロさん「コンプレックスを感じている表情じゃなくて、それ以外のところで勝負ができた。弱点が弱点じゃなくなった」