Appleは、中国の環境運動家が作ったiOSアプリのデータをもとに、196件中国サプライヤーの環境規制違反を発見し、解決を図ったことが報じられています。

活動家が作った「Blue Map」とは?

Alibabaグループの金銭的サポートを受けている中国の環境運動団体Institute of Public & Environmenttal Affairs(IPE)を立ち上げたマー・チュン氏は、Blue Mapというアプリを制作しました。
 
Blue Mapでは、中国国内で最も水質が汚染されている13,000箇所に設置された監視機器によるモニタリングデータや国内2,000箇所の空気汚染度のデータをまとめた中国政府のWebサイトの情報をまとめており、これらは無料で閲覧することができます。
 

Blue Map
カテゴリ:天気
現在の価格:無料

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違反者には厳重なペナルティ

IPEはこれまで、830,000件もの基準値を超過した排水の河川への放流や、モニタリング機器の計測値の改ざん行為を発見してきたといいます。
 
収集された証拠により、債権の発行のための信用貸し付け格付けの引き下げや、銀行ローンの阻止が行なわれるとされていますが、Appleの場合、違反者とはビジネスパートナーシップを解消するとのことです。
 
企業から巨額の税収を得ているため、地方政府が規制違反者に罰金を課すのは難しいといわれる中、Appleとの取引契約解除は、政府のペナルティよりも効果的であるといわれています。
 
Appleのサプライヤー管理の責任を負うポーラ・パイヤーズ氏も、「環境保護と、サプライヤーの影響についての検討は、Appleにとって最優先事項の一つである」とコメントしています。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)