史上5番目の年長記録となる32歳194日で代表デビューしたDF山本脩斗

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[12.12 E-1選手権 日本2-1中国 味スタ]

 “ラストプレー”を悔やんだ。後半39分にFW小林悠の代表初ゴールで先制した日本代表は同43分にもDF昌子源が驚愕のロングシュートで追加点。2-0とリードを広げ、あとは無失点で終えるだけだったが、後半アディショナルタイム、PA内に切れ込んできたMFジャン・ウェンジャオをDF山本脩斗(鹿島)が倒してしまった。

 中国はこのプレーで獲得したPKをFWユー・ダーバオが決め、1点を返す。直後にタイムアップを迎え、2-1で逃げ切ったが、後味の悪さは残った。「最後の終わり方がチームとしてバタバタしていて、(ボールの)取られ方も悪かった」。痛恨のPK献上に至る流れを振り返る山本は「最後、ゼロで抑えないといけなかった。ノーファウルでいきたかった。そこは反省点」と唇を噛んだ。

 この日が国際Aマッチ初出場となった山本は32歳194日での代表デビューとなり、史上5番目の年長記録。「初めてなので、普段と違った緊張や刺激があった。自分としては、思ったより落ち着いて入れた」。経験豊富なベテランらしく、守備では対人の強さを発揮し、機を見て攻撃参加もした。

「相手が高さで来るのは分かっていた。そこは絶対に負けない気持ちでやった」。フィジカル重視の中国相手に一歩も引かず、「何回かやられる場面もあったけど、全体を通しては要所要所でやれていたと思う」と指摘。「反省しないといけない部分はあるけど、この試合を通して1試合やれたことは個人的に大きかった」。遅咲きのベテランは“晴れの初陣”をすがすがしく振り返った。

(取材・文 西山紘平)


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