積極果敢にプレッシングで相手のチャンスの芽を摘むなど、守備でも貢献度が高かった井手口。キャリアアップについては……。 (C) Getty Images

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[E-1選手権]日本 2-1 中国/12月12日/味の素スタジアム
 
 予期せぬスクランブル投入にも、好調を維持する”浪速のヤングスター”は、動じることなく普段通りのプレーを披露した。
 
 初戦の北朝鮮戦で殊勲の決勝ゴールを挙げた井手口陽介。この日はベンチから戦況を見守っていたが、28分に大島僚太が左太腿裏を負傷したため、急遽、ピッチに送り出されたのだ。
 
 それでも、当人は「監督からは僚太くんと同じことをしろと言われてました。でも、とくに緊張はなかった」と、堂々たるプレーを披露。スコアレスで迎えた後半には、前掛かりに仕掛けて、北朝鮮戦で炸裂させたミドルシュートを狙った。
 
 結果、チーム最多5本のシュートを放った小林悠に次ぐ、4本のシュートを打った。攻撃的な姿勢を見せ続けた21歳の俊英は、「チームとしても点を取れてなかったし、個人的にも点が欲しかったので、そこは積極的に意識して狙いました」と、その意図を明かした。
 
 井手口とは言えば、気になるのがイングランドの古豪リーズへの移籍話だ。英国国営放送『BBC』は、「ガンバ大阪とリーズは50万ポンド(約7500万円)で移籍合意に達した」と具体的に報道している。
 
 ずばり、どこまで話は進展しているのか? ハリルジャパンで台頭する若武者に聞くと、「わからないです」と一言だけ言い残した。欧州の移籍マーケットが開くのは、来年1月1日から。話題の去就なだけに今後の進展にも刮目したい。
 
取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)