10日、韓国・SBSによると、平昌五輪期間中の現地宿泊料金のあまりの高騰には「ぼったくり」との批判が出ていたが、最近になって現地の宿泊施設が突如価格の引き下げに乗り出した。写真は平昌五輪・パラリンピックの公式マスコット。

写真拡大

2017年12月10日、韓国・SBSによると、平昌(ピョンチャン)五輪期間中の現地宿泊料金のあまりの高騰には「ぼったくり」との批判が出ていたが、最近になって現地の宿泊施設が突如価格の引き下げに乗り出した。これまで断っていた個人客などの事前予約も受け付けているという。

スケート競技場のある東部の都市・江陵(カンヌン)のあるモーテルは、これまで五輪期間中1泊30万ウォン(約3万1000円)としていた小さめの部屋の価格を最近20万ウォン(約2万1000円)にまで引き下げた。近くのペンションも、来年2月の間はベッド1台にキッチン付きの部屋を20万ウォン、ベッド2台にロフト付きの部屋を25万ウォン(約2万6000円)で予約を受け付けることにした。五輪需要を狙った「ぼったくり」との批判が高まり、予約の問い合わせが急激に減ったためという。このペンションオーナーによると、料金を引き下げて以降は問い合わせも増え、外国の大使館からも連絡が入ったそうだ。

江陵市が最近開設した「宿泊施設情報システム」も宿泊費の引き下げに一役買っていると、記事は指摘している。江陵地域の施設579カ所について、予約可能日数と価格を地域別・業種別に公開するシステムだ。関係者によると、200カ所余りが当初価格から30%以上引き下げており、うち58カ所は当初価格の半額まで値下げしたという。

今後江陵市では、法外な価格の宿泊業者に対して建築や消防、衛生分野の合同点検を実施し、税務調査を依頼するなど宿泊料金の引き下げを持続的に誘導していく計画とのこと。

この報道に韓国のネットユーザーからは5000件以上のコメントが寄せられるなど、平昌五輪をめぐる宿泊問題は依然として注目度が高いことが分かる。しかしコメントをみると、「値下げするのが遅いってば」「20万ウォン?まだ調子に乗ってるんだね」「笑わせるな。まだ高い。通常価格まで下げろ」など、まだまだ不満の声が多い。

このため「それならKTX(高速鉄道)に乗って日帰りで行く」「家でテレビ観戦する」など宿泊しない選択肢を提案する人も。

また、開催が迫る中の価格引き下げの背景について「ロシアは来ないし、米国も参加を考え中らしいから空気を読んだのだろう」と推測するユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)