先発に抜擢された大島だが、無念の負傷交代に……。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[E-1選手権]日本代表vs中国代表/12月12日/味の素スタジアム
 
 無念すぎる負傷退場だ。E-1選手権・中国代表戦の27分、日本代表の大島僚太が右足でこぼれ球を蹴ったあとに、左足を抑えて倒れ込む。川崎でもチームメイトの小林悠が心配して駆け寄るが、状態を見えた後に両手でプレー続行不可能を意味する「バツ印」のサイン……。そのまま井手口陽介と交代した。
 
 大島は先発でA代表デビューした2016年9月のアジア最終予選初戦(UAE戦)で大きなアピールができず、以降は代表落ちを経験した。しかし、その悔しさをバネにして2017年シーズンに躍動し、川崎フロンターレのJ1初優勝に大きく貢献。国内組で臨む今大会での代表復帰を勝ち取った。
 
 しかも背番号10のエースナンバーを与えられ、12月9日の北朝鮮戦こそ出番がなかったが、この中国戦ではスタメンに抜擢された。
 
 しかし、大きなアピールができぬまま前半半ばに負傷交代。相手とのコンタクトではなく、自滅に近い形の負傷だっただけに、なおさら悔やまれる。
 
 今大会はとりわけ国内組にとって、ワールドカップ出場に向けた「最終オーディション」だ。まだ負傷の重度などは明らかになっていないが、J屈指のテクニシャン・大島のロシア行きに暗雲が立ち込めているのは間違いない。
 
取材・文:白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)