ブガッティが「シロン」をリコール 納車済みの全車両に技術者を派遣して確認

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所有するクルマがリコールの対象となった場合、通常はオーナーにその旨を知らせる手紙が届く。しかし、ブガッティのオーナーには"通常"の手続きだけでは十分とは言えない。今回明らかになったブガッティ「シロン」のリコールでは、"フライング・ドクター"と呼ばれる担当技術者が、世界中に納車された47台のシロンのオーナーに電話かメールで連絡を取った上で、リコールの原因となったシートのブラケットの溶接に不具合がないかどうかを直接確認するため、オーナーのもとを個別訪問するという。必要があれば最寄りのブガッティのサービス・センターまでクルマをトラックで輸送し、シート・アセンブリを丸ごと交換する。もちろん、費用は無料だ。
これぞ「サービス」といった徹底ぶりだ。

正直なところ、300万ドル(約3億4,000万円)以上するシロンを購入したとあれば、3万ドル(約340万円)のフォルクスワーゲンを購入した場合と比べ、受けられるサービスが違うと期待するのも当然のことだろう。しかし、今回のケースがさらに特別だと言えるのは、ブガッティの見積もりでは、不具合があるかもしれないのは納車されたシロンのわずか1%だというのだ。全47台の1%という事は、溶接に不具合があるかもしれないクルマは0.5台以下という計算になる。つまり、本当に不具合のあるクルマが存在するかどうかも分からない。今回の件で分かったのは、ブガッティのサービスが徹底しているということである。

By JEREMY KORZENIEWSKI
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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