データで分かる日本代表の“新事実”―室屋成は「北」に狙われていた

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現在行われているE-1サッカー選手権。日本代表は9日に行われた北朝鮮との開幕戦に、1-0で勝利した。

ただし、井手口陽介の決勝ゴールが決まったのは後半アディショナルタイム。日本としては思い通りとはいえない戦いを強いられた。

そんななか、この試合の『デュエルマトリックス』というスタッツ・データを見てみると、あることが透けて見えてきた(データはSTATS社調べ、共同通信デジタル提供)。

『デュエルマトリックス』は、デュエルの発生源を表す数値。このデータによれば、両チームの選手の間で最も多くのデュエルが発生していたのは、室屋成と北朝鮮FWチョン・イルグァン(11番)との対決。

彼らは試合中に「9度」も対峙していた。 

さらに、室屋はこの試合の日本代表で最もデュエル数が多かった選手のひとりでもあった(今野泰幸、小林悠と同値の14度)。 

留意すべきは、『デュエルマトリックス』は単なるデュエルの発生数であり、勝利数ではないことだ。

昨年のリオ五輪でも見せたように室屋には卓越したセンスがあり、代表の未来を担うひとりとして期待がかかる。 

ただ、この試合では明らかに狙われていた。北朝鮮は室谷に向けてロングボールを蹴り、そこで競り勝つという場面が何度も見られたのだ。

このデータは、その“狙い”をある意味では裏付けるようなものになっている。

また、室屋については「守備の局面で12度のチャレンジをしたものの、成功は4度に留まった」というデータもある。

北に狙われていた室谷。中国戦ではどうなるだろうか。