松嶋菜々子

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俳優の阿部寛松嶋菜々子が、12日の都内で、映画『祈りの幕が下りる時』のPRイベントに出席。今作で二人は、初共演であったため、お互いのイメージを披露し合った。

最初に答えたのは、阿部のほうから。「どうしても最初は『家政婦のミタ』が勝手に浮かんでしまって…。クールなイメージ」と本音をもらし、頭を下げた。

それからスグに「でも、一緒に仕事をすると、そんなことが無くって、心から芝居をする、温かい人だと感じました」と言い直し、その慌てぶりに笑いが起きた。

対して、松嶋も役柄のイメージ「私も最初、加賀恭一郎さんの、お茶目な印象がありました」と打ち明け、「ひょうひょうとしているところ、それでいて、カッコイイところもあって、今度、違った役の作品で、ご一緒にしたいです」と言い、顔を見合わせた。

▼ 映画『祈りの幕が下りる時』レッドカーペットイベントより

(前列左から)阿部寛松嶋菜々子(後列左から)伊藤蘭、小日向文世






同作は、東野圭吾氏の原作小説を実写化した『新参者』シリーズの完結編。阿部が演じる刑事・加賀恭一郎が事件の真犯人を追いかける途中のミステリー要素と事件の裏に隠された人の心の謎を解いていくヒューマンドラマ要素が盛り込まれている。

2014年4月に連続ドラマとしてスタートした同シリーズも、今回で完結。「8年やらせていただいて、寂しい思いはある」と心境を語った阿部。「僕はそれまでエキセントリックな変わった役が多くて、ここまでまっすぐな役はありませんでした。寂しい思いはありますが、その分、素晴らしい作品に仕上げたく、頑張りました」と懸けた思いを示していた。

イベントは、同作に舞台である東京・日本橋の一角でレッドカーペットが敷かれて進行。阿部と松嶋のほかに、溝端淳平、田中麗奈、春風亭昇太、飯豊まりえ、伊藤蘭、小日向文世、福澤克雄監督らが登壇した。

▼ 映画『祈りの幕が下りる時』特報


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映画『祈りの幕が下りる時』 - 公式WEBサイト