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医師10万人以上が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアは12月12日、「医学界・医師界における今年の漢字一文字(2017年 医師が選ぶ今年の漢字)」の結果を発表した。

調査は11月22日〜29日の期間中、インターネットを通じて会員医師を対象に実施され、3,040の有効回答を得た。寄せられた回答を集計したところ、「専」が最も多い147票を得た。同社は「新専門医制度開始時期の延期から、導入における問題など様々な点で賛否両論を生んだ結果」とみている。

「専」を選んだ医師からは「専門医制度がいよいよ本決まりになりそうだから。あまり良いシステムだとは思いませんが…。お金ばっかり取るのはやめていただきたいです」(40代、一般内科)、「新しい専門医制度に振り回されて、単位取りに四苦八苦」(60代、腎臓内科・透析)などのコメントが寄せられた。

第2位は「忖」(129票)で、森友学園や加計学園の問題を発端に流行語大賞ともなった「忖度」にも用いられた。「医師は常に相手(患者)の気持ちを推し量りながら治療に当たるのは当然である。今年はこの文字が悪い意味で用いられたが、本来の意味に戻すためにもこの文字を押します」(60代、一般外科)など、医療界における忖度について考える声も多く上がったとのこと。

第3位の「忍」(108票)、第4位の「変」(83票)、第5位の「乱」(81票)は、1位と同様に新専門医制度の揺らぎのほか、診療報酬の改定への不安や、医師の労働環境の問題、再生医療やAIなど新たな治療法の登場など、医師を取り巻く環境の変化やそれに伴う混乱や不安を反映した結果となったという。