【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は12日の定例会見で、14日に行われる文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談の結果を韓中の「共同報道発表文」ではなく各自の「報道発表文」の形で出す方向になったことについて、「発表する文書の形式よりも実質的な会談の内容が重要だ」と述べた。

 韓国青瓦台(大統領府)の関係者はこの日、両国が首脳会談について別々に報道発表文を出すことになると伝えていた。

 首脳会談での合意事項を対外的に共同発表する形を取らず、自国の立場と評価のみを盛り込んだ発表文をそれぞれ出すことになるとみられ、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備を巡る両国の立場の隔たりがなお存在することを示すものだとも指摘される。

 魯氏は、会談の重要性に比して発表形式の格が劣るとの指摘に、韓中が10月末に「THAADを巡り立場の違いがあることを認め、そうした土台の上で両国関係を早期に正常化することで合意した」とし、「こうした状況で(文大統領が)国賓訪問することに注目する必要がある」と述べた。

 また「中国側は韓国首脳の訪中を重視する立場をたびたび表明しており、訪問が成功するよう念入りに準備し、韓国側とも緊密に協議している」と伝えた。

 文大統領は13日午前にソウルを出発し、3泊4日の日程で中国を訪問する。