オーストリアの首都ウィーンのカフェで、ワインを飲みながらたばこを吸う客(2014年9月9日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】オーストリアの極右政党・自由党(FPOe)は11日、2015年に同国会で可決され成立した、全てのバーやレストランでの喫煙を禁じる法律が撤回される見通しだと明らかにした。同法は2018年から施行される予定だった。

 自由党のハインツクリスティアン・シュトラッヘ(Heinz-Christian Strache)党首(48)は今年10月の総選挙を受け、中道右派・国民党(OeVP)と連立交渉を進めており、このたび禁煙法の撤回で合意したと明らかにした。

 自身も喫煙者であり、禁煙法の撤回を選挙の主要公約に掲げていたシュトラッヘ氏は、ソーシャルメディアを通じて「非喫煙者、喫煙者およびレストランオーナーのための素晴らしい解決法だ」と述べ、「選択する自由は生き続ける。飲食店(特に小規模な事業者)の存続は確保される。脅かされていた数千人分の雇用も保護される」と強調した。

 オーストリアでは欧州の多くの国と異なり、喫煙室を設けるなどの一定の条件下であれば飲食店での喫煙が認められている。ただ多くの場合、そのような規制も公然と無視されているという。

 禁煙法は2015年、国民党と社会民主党(SPOe)の前連立政権下で成立し、2018年5月から施行される予定だった。
【翻訳編集】AFPBB News