アイドルグループのマジカル・パンチラインが12月9日、渋谷TSUTAYA O-WESTで『マジカル・パンチライン 2ndワンマンライブ“DANCE DANCE ROMANCE: PART I”』をおこなった。このライブは、7月におこなわれた『マジカル・パンチライン 1stワンマンライブ “World’s End Wonderland: Episode I”』から、わずか4カ月のスパンでおこなわれたが、12月20日にリリースの2枚目となるニューシングル「DEUS EX MACHINA」の発売も控えている彼女たちの勢いを感じさせるステージとなった。そして、ライブ終盤「アイドル界の頂点の意味が変わってきている。変化の時代で、マジパンは良い方に変わっていきたい」とリーダー・レナ。グループの現在地を示したこの公演のもようを以下にレポートする。【取材=小池直也】

いきものがかりなどカバーを披露

 ツアータイトルがスクリーンに写し出されると、ファンから歓喜の声が上がった。そしてミステリアスな「Overture」の調べとともに、マジカル・パンチラインの5人がクールにステージイン。

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 そして、「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」が唐突に始まると、フロアの空気が一気に熱くなる。ラップ調、元気な歌声と多彩に魅了しつつキュートな5人。エンディング部分で音が止まってしまうトラブルもあったが、レナが機転を効かせて、口でエンディングを歌う素晴らしいリカバーを見せた。

 続く「Happy New Kitchen」はフォーメーションを展開しながら、ポップにパフォーマンス。この曲は久々にやったそうだが、そうとは思えない内容だった。「108煩悩BOMB」は全員によるマイクリレーでラップを披露。キラキラしたサウンドのサビでは、大きな振り付けでオーディエンスにアピールしていく。間奏は少しセクシーに。

 MCが挟まれる。各メンバーが自己紹介の後に今日の意気込みを語った。

「今日は一緒に盛り上がっていきましょう!」(アンナ)
「皆で1つのライブを作っていきましょう!」(リーナ)
「今年最後なので1番はっちゃける日にしましょう!」(レナ)
「最高で最強で優勝しましょう!」(ヒマワリ)
「一生で1番思い出に残る日にしましょう!」(ユーナ)

 ピアノの小粋なイントロに合わせてポーズを決めてから、「マジック☆ガール」で再出発。5人は、ミュージカルの様に歌い踊る。メンバーの笑顔は光り続け、ファンも掛け声で支える。最後は口を隠すような仕草で決めポーズ。「小悪魔Lesson 1・2・3♪」は、レーナが「みんな一緒に!」と煽ってファンのサイリウムをコントロールする。

 次いで、サビで回転しスカートが綺麗に揺れる振付けの「Prologueは摩訶不思議」へセットリストは展開。1stシングルのリード曲でもある「パレードは続く」は4つ打ちのビートに合わせてパフォーマンスされた。

 そして、この日からの新グッズだというTシャツに着替えたリーナとひまわりの2人が、いきものがかりの「気まぐれロマンティック」のカバーを披露。“ひまわリーナ”名義での活動もしている、最年少コンビがしっかりステージを作りあげていった。リーナは「2人でやったのは初めてだったので緊張しました」、リーナは「ペンライトが黄色と緑に光るのが神々しい。嬉しい」と話した。

 それに続き、残りのレーナ、アンナ、ユーナのトリオに襷が繋がれる。届けられたのはPALET(パレット)のカバーで「ダイスキっ!!〜恋のSeason〜」。先ほどの2人と比べ、お姉さんらしい余裕を感じさせた。レーナが元気よくオーディエンスのクラップをリードする。最後は3人で抱き締めあってエンディング。歌い終わった3人は「夏が帰ってきた!」とコメント。

 「声を出す準備はできてますか!」リナが叫ぶ。まだまだカバーコーナーは終わらない。マジパンは木村由姫の「LOVE&JOY」、太陽族の「誇り」、ももいろクローバーZの「走れ!」と続けて披露した。後半2曲は、メンバーがロッテのチューインガム「Fit's」のCMでも披露しており、それをオマージュしたステージングでニヤッとする場面も。

アイドルの頂点を目指して…

 5人が一時退場する。そして、スクリーンに最新シングル「DEUS EX MACHINA」の製作舞台裏映像が映し出された。『ミュージックビデオを先行で制作し、後から楽曲を乗せる』という前代未聞のプロジェクトの全貌が明らかになると、衣裳をチェンジしたメンバーが帰還。そのシングルから「私が私を燃やす理由」をダイナミックな振付けと歌で硬派に届けた。

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 いよいよ終盤戦。「マジパンの事、好きですか?」、「もっともっと盛り上がってくれますか?」とユーナが叫び、アッパーな「万里一空 Rising Fire!」で攻めたてていく。序盤の可愛さではなく、格好良さを前面に出すメンバーたち。ペンライトを振るファンの手に力が入っているのがわかる。最後はVの字フォーメーションで。

 その後も「那由多不可思議ソウルライブツイスター」、「ミカガミ・ラビリンス」と畳みかけていく。そしてセットリスト最後に披露されたのは「マジカル・ジャーニー・ツアー」。明るい曲で締め括る。オーディエンスから手拍子でサポートを受けながら、歌い踊るメンバーたち。疲れも溜まっていると思われたが、メンバーは2階席まで届く笑顔でパフォーマンスしきった。

 それからメンバーが退場すると、アンコールが発生。それに応えるべく、再度衣裳をチェンジしたマジパンがもう1度ステージへ。マイクスタンドを使い、新鮮な振付けを見せた「手のひらがえし」、始まりと終わりで掲げる3本指ピースが印象的な「Never Ending Punchline」と魅了していった。

 レナが「次の曲が本当に最後です。一番大きい列車を見たい」と告げて、本日ラストの「謎から謎めくMystery」が始まった。サビで隣り合った人の肩に手を置いて左に右に、これがレナの言う「電車」。ステージ上とフロアで大きな電車が形成され、会場が1つになった。最後は5人の声が長く伸びてエンディングへ。

最後に、

「改めてアイドルって楽しいなと思います。これからもリーナらしく頑張っていきます。みんな大好きです」(リーナ)
「『私が私を燃やす理由』の様に、これからもメラメラ皆さんの光になれる様に頑張ります」(アンナ)
「この1、2年は解散など、アイドル界の変化が大きかった。頂点の意味も変わってきています。この変化の時代で、マジパンは良い方に変わっていきたい」(レナ)
「もっと忙しくなりたい。そうなるためには自分達が進化しなきゃいけない。これからもついてきてください」(ヒマワリ)
「それぞれの苦しみや悲しさとかを乗り越えてステージに立てた。アイドルの頂点を目指して、メンバー皆でこれからも頑張っていきます」(ユーナ)

と、それぞれがメッセージを送って、彼女たちの2度目のワンマンライブは幕を閉じた。

セットリスト

1.Overture
2.Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン
3.Happy New Kitchen
4.108 煩悩 BOMB
5.マジック☆ガール
6.小悪魔Lesson 1・2・3♪
7.Prologueは摩訶不思議
8.パレードは続く
9.気まぐれロマンティック(cover)
10.ダイスキっ!!〜恋のSeason〜(cover)
11.LOVE&JOY(cover)
12.誇り(cover)
13.走れ!(cover)
14.私が私を燃やす理由
15.万里一空 Rising Fire!
16.那由多不可思議ソウルライブツイスター
17.ミカガミ・ラビリンス
18.マジカル・ジャーニー・ツアー

ENCORE

EN1.手のひらがえし
EN2.Never Ending Punchline
EN3.謎から謎めくMystery

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