工場の役割や建築家について学ぶ/大阪市・八尾市・松原市環境施設組合舞洲工場

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「舞洲工場」は、「自然と調和して生きよう」をテーマに建てられたごみ処理施設。キレイな空気を排出するシステムや焼却する際に発生した熱を利用した電力発電など環境保護を徹底している。舞洲でもひと際目をひく、ド派手で個性的な建物の内部に入れるのがなによりの魅力だ。<※情報は関西ファミリーウォーカー冬号より>

【写真を見る】巨大なクレーンの動きにびっくり/大阪市・八尾市・松原市環境施設組合舞洲工場

■ 見学ルートをチェック!

大会議室で工場について教えてもらったうえでビデオ視聴。子供が多い時は、オリエンテーション広場で実施。

ごみが集められるのは、巨大な倉庫のような場所。ここから、2基のごみクレーンでつかみ上げられ、焼却炉に運ばれていく。

焼却炉の中を見ることはできないので、内部の構造を立体映像で解説。漫才仕立てのストーリーで楽しく見られる。

自然をイメージした森の広場にあるクイズコーナー。ここまで勉強したことを3択クイズで復習。正しく答えられるかな?

ごみ処理施設とは思えない豊かな緑に包まれた美しい庭園。手すりや通路も直線ではなく、曲がりくねって作られている。

ツタが生い茂る庭園で記念撮影。完成から2016年の時を経て施設内の木々が育ち、緑豊かな工場に変貌をとげた。

工場内の機械を24時間体制でコントロールする中央制御室を見学。解説パネルには焼却炉の温度と内部映像が映し出されている。

■ 見どころはココ!

<Q.派手な建物はなにを表現?>

<A.自然との調和を目指したデザイン>

技術とエコロジー、芸術の融和のシンボルとして、地域に根差した建物になるようデザインされている。自然との調和の象徴とあり、緑も豊富。150分の1サイズの模型やパネル展示で建物を紹介。

<Q.なぜ煙突から煙が出ていないの?>

<A.空気をクリーンにしてから排出>

燃焼ガスを最新の設備で厳重に管理。数々の処理設備の中を通り、キレイな空気となって放出されているため、煙突から白煙が上ることはない。焼却と空気をキレイにするシステムを模型で説明。

<Q.ここに集まるのは「普通ごみ」だけ?>

<A.大阪市内全域の「粗大ごみ」も処理>

自転車やロッカー、ベッドマットなど、粗大ごみの処理場も見学可能。巨大なクレーンで粗大ごみが持ち上げられる光景は、身震いするほどの迫力だ。クレーンゲームで粗大ごみに混在する鉄とアルミ、可燃ごみを分ける仕組みを体感。

発電について学べる光の里。舞洲工場では、ごみを燃やした際の熱を利用して発電している。

ボタンを押すと音声が流れる本型の解説機が各所に設置され、子供でも楽しめる。

子供たちに大人気のクレーンゲーム。粗大ごみの分別方法が遊びながら学べる。

■ 建物がすごい!

建物は自然保護建築のデザインで知られたオーストリアの画家、フンデルトヴァッサーがデザイン。「自然界には直線がない」という考えから、各所の形状に曲線が採用され、自然との調和の象徴として多くの緑に囲まれている。壁面の赤と黄色のストライプは工場の内部で燃える炎をイメージしたもの。

フンデルトヴァッサーは、舞洲工場完成前の2000年に永眠。大会議室にはフンデルトヴァッサーによるデザイン画が展示されている。右下に書かれた日本名のサインも要チェック。

人目をひき付ける派手な外観から、2001年の完成当初はユニバーサル・スタジオ・ジャパンと間違える人も。

■工場見学DATA/見学可能人数:1〜60人 見学可能時間:10:00〜、13:00〜、15:00〜 休み:日曜、祝日 所要時間:90分 予約方法:1週間前までに電話で申込。受付は月曜〜金曜の9:00〜12:00、13:00〜17:00 年齢制限:なし おみやげ:なし 注意事項:完全予約制。申込のない人は見学不可。

■大阪市・八尾市・松原市環境施設組合舞洲工場<住所:大阪市此花区北港白津1-2-48 電話:06-6463-4153 入場料:無料 駐車場:無料(30台) トイレ:4か所(おむつ交換台あり) 授乳室:なし 救護室:なし 飲食物の持込:不可 飲食施設:なし ベビーカー:可 アクセス:阪神高速湾岸線湾岸舞洲出口より5分、または桜島駅より舞洲アクティブバス7分、またはニュートラム コスモスクエア駅よりコスモドリームラインバス11分 バス停環境施設組合前からすぐ>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)