12日、中国メディアの環球網は、フィリピン・マニラ市内の遊歩道にフィリピン人の慰安婦像が置かれたことを受け、日本政府が遺憾の意を表明したと伝えている。資料写真。

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2017年12月12日、中国メディアの環球網は、フィリピン・マニラ市内の遊歩道にフィリピン人の慰安婦像が置かれたことを受け、日本政府が遺憾の意を表明したと伝えている。

日本メディアによると、この像は政府機関のフィリピン国家歴史委員会(NHCP)がこのほど設置したもの。同委員会とフィリピン人慰安婦の支援団体の説明によると、フィリピンに慰安婦像が設置されるのは今回が初めてだという。

これを受け、在フィリピン日本大使館は「日本政府の立場と相いれず、極めて残念だとフィリピン政府側に伝えた」とコメントした。

像は同大使館の北約3キロにあり、台座も含めて高さ約3メートル。目隠しをされた民族衣装姿の女性が立っているデザインで、従軍慰安婦をイメージしたもの。台座には「1942年から45年の日本占領下で虐待の被害に遭ったすべてのフィリピン人女性の記憶」などと記されている。

8日の除幕式でNHCPのエスカランテ委員長は「第2次世界大戦下で最大の罪の一つは女性への性的虐待。被害者は今でも正義を求めて戦っている」と話した。

像は中国人と中国系フィリピン人が設立した財団が設置を求めたもので、制作費は同財団が提供した。フィリピン大統領府の報道官は11日の記者会見で、「良好な比日関係に影響ない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)