【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、平壌で第8回の軍需工業大会が開幕し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が出席したと報じた。

 同通信は、大会に大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星15」の発射実験に貢献した国防科学研究や軍需工業分野の科学者、技術者、労働者らが参加したと伝えた。

 太宗秀(テ・ジョンス)党中央委員会副委員長は大会で「最高領導者(の金正恩)同志の献身と攻撃精神により、わが祖国は数十年をかけても実現できない軍事的奇跡をわずか1〜2年で成し遂げ、世界的な核強国、軍事強国の仲間入りを堂々と果たした」と主張。「核武力を質量共に一層強化しなければならない」として、「核兵器を思い通りに作り出せる確固たる物質技術的な土台を整えた」と述べたという。

 北朝鮮メディアは大会で金委員長の発言があったかどうかについては報じなかった。同通信が「大会は続く」としていることから大会は数日間続けられるとみられ、金委員長の発言があるかどうかが注目される。

 北朝鮮メディアは大会を第8回としたが、これまで同大会開催の報道は確認されていない。

 北朝鮮は過去、核・ミサイルなど軍需産業分野と関連した内容は非公開にすることが一般的だったが、金正恩体制に入ってからは公開して金委員長の業績として強調している。