11日、米紙ボストン・グローブによると、中国は南京大虐殺から80年の犠牲者追悼式典を、江蘇省南京市で開催する。写真は南京大虐殺記念館。

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2017年12月11日、米紙ボストン・グローブによると、中国は南京大虐殺から80年の犠牲者追悼式典を、江蘇省南京市で開催する。参考消息網が伝えた。

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同紙は9日、南京大虐殺に関する記事を掲載した。事件について「20世紀で最も罪深い行為だが、当時は欧米ではあまり知られていなかった。暗黒の歴史は時に政治的要因で伏せられ、わい曲されてきた」と報じている。

また、米国人作家・張純如(ジアン・チュンルー)氏のベストセラー「南京の暴行、忘れられた大虐殺」の出版から20年がたち、ナチスドイツによるユダヤ人虐殺と南京大虐殺が比べられることも一般的になった。記事は「歴史的な比較が適当であろうとなかろうと、同書は中国が被害者であったことを詳述している」と紹介した。

また「中国では1970年代以降、経済が発展し、米国や日本などとの関係を正常化した。中国人は数十年にわたり、南京大虐殺についての議論が始まるのを待っていた。事件の発生時は広く伝えられたものの、時がたつにつれ報道は沈静化していった」と伝えている。中国では今、事件に関する研究が進められ、南京市の各所に犠牲者を追悼する記念碑が建てられているという。(翻訳・編集/大宮)