9日、新浪汽車は、中国でドイツ自動車メーカーの全面撤退が取り沙汰されており、現実となれば中国の国産車に大きなチャンスがやってくるとするコラムを掲載した。資料写真。

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2017年12月9日、新浪汽車は、中国でドイツ自動車メーカーの全面撤退が取り沙汰されており、現実となれば中国の国産車に大きなチャンスがやってくるとするコラムを掲載した。

記事は、ドイツの中国駐在商工組合がこのほど、「これ以上、中国駐在のドイツ企業に共産党支部の設立を迫るようなら、全てのドイツ企業が全面撤退する」と発表したことを紹介。発表後、中国国内でたちまち議論が巻き起こったとしている。

そのうえで、「ドイツ自動車メーカーが中国市場から撤退した場合、最大の受益者は日系車だろうと多くの人が予想しているようだが、実際に最も大きな恩恵を受けるのは米国車のはずだ」と指摘。「中国での販売台数が日本に引けを取らないうえ、国のイメージも日本より良いからだ。2017年1−10月、ビュイックの中国市場販売累計台数は96万8565台でトヨタの96万931台を抑え、フォルクワーゲンとホンダに次ぐ3位に入った。フォードも躍進して9番目に入っている。高級車でもキャデラックがドイツ系に続く第2の陣営となっている」とした。

記事はまた、「グーグルが中国から撤退して百度が成功したのと同様、ドイツ車が中国から撤退すれば国産車が急成長するチャンスを得ることになる」とも。「中でも吉利と長城の2大国産車が台頭しており、今年の販売台数は揃って100万台を突破する見込み」とし、「フォルクスワーゲンが撤退すれば、中国には300万台の市場の空間ができる。そうなれば、この2社がさらに販売を増やす絶好のチャンスになる」との見方を示している。(翻訳・編集/川尻)