米倉涼子、岸部一徳との撮影で“最後”を実感「寂しさで胸が締め付けられた」

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「私、失敗しないので!」「いたしません」でお馴染みの米倉涼子主演のドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00〜)が12月14日で最終回を迎える。先週放送された第9話のラストで未知子(米倉)が倒れる……という衝撃の展開を見せた本作だが、最終話ではさらにショッキングな事実が判明。それは、未知子が後腹膜肉腫を患い、余命3カ月であることが発覚するのだ。

「この展開について知ったのは、今シリーズの撮影中盤だった」という米倉だが、「視聴者の方々にどう見せていくべきか悩んだ」と明かしている。その結果、「具合が悪いという予兆が見えては面白さが半減してしまう。立ち居振る舞いはあくまで元気なままにして、体型だけは細めを維持しよう」と決意したそう。今シリーズの放送中、世間でも話題になっていた“通常に輪をかけたスレンダーな米倉のスタイル”には、こんな秘密があったのだ。

5シリーズにわたる『ドクターX』史上、未知子が病に倒れて患者になるのは初めて。最終回では自らの治療を後回しにして、日本医療界のトップに君臨する「医師倶楽部」会長・内神田景信(草刈正雄)のオペに挑もうとする未知子だが、かつて類を見ない“絶体絶命の危機”が襲い掛かかる。

患者としての芝居に一番悩んだという米倉。中でも「内神田さんのオペの最中、未知子の苦しさをどう調整すべきか、自分のお芝居をちゃんと伝えるにはどうしたらいいか……という点については、すごく考えた」という。実はこのシーン、「自分ではどれがベストなのか決めきれなかったので、撮影ではいろんなパターンで演じた」という米倉。彼女自身も「完成した本編を見るまで、どうなっているか分からない」と話しており、かつてない未知子の姿に注目だ。

また、最終回では、未知子と彼女の師匠である「名医紹介所」所長・神原晶(岸部一徳)が寄り添って涙するシーンも。米倉は「一徳さんの顔を見るだけで涙腺のスイッチが入っちゃうので、撮影でも泣く場面まではなるべく見ないようにしていました」と、撮影時の心境を明かしている。そんな名医紹介所のラストシュートでは、岸部と2人で「この後に名医紹介所のセットも本当に壊れるのよね」と話したという米倉。そのときを振り返り、「寂しさで胸が締め付けられましたね……。こんな気持ちは初めて。長く続くシリーズものだからこその、終わる寂しさを今回初めて体感しました」としんみり。何度も「寂しい」と口にしていた。

5年にわたり、失敗しない“外科医・大門未知子”を演じてきた米倉。「こんなに長いシリーズに出演するのは初めてでしたけど、すごく楽しくて、一度も嫌いになったことがないんですよ」と、片時も薄れることのなかった『ドクターX』愛を明かしている。しかし、そんな『ドクターX』もひとまずこれで最終回。米倉は「最後だと思うと、心の中では不思議な気持ちや悲しい気持ちが入り乱れますが」と前置きしつつも、力強い声で「キャストもスタッフも強い思いを込めて撮影していますので、ぜひ見ていただきたいです」と、呼びかけた。

そんな米倉に全撮影を終えた後に何をするか尋ねると「何もいたしません!」と、未知子さながらの返答。続けて「でも、縫う練習は続けておこうかな(笑)」とも。いつの日かまた鮮やかなオペをする未知子、あるいは米倉が見られる可能性もあるのか、ないのか。いや、その前にそもそも未知子の命は助かるのか!? 命を懸けた“最後のオペ”に立ち向かっていく未知子を迎え撃つ、衝撃の結末に注目が集まる。