写真はイメージです

写真拡大

 11月場所の最中に始まった角界の騒動は収束に向かうどころか、混迷の度合いを増している。

 騒動は横綱日馬富士の貴ノ岩に対する暴行事件が発端だが、それが相撲協会vs貴乃花親方、あるいは横綱白鵬vs貴乃花親方と構図が変わっていき、週刊誌では八百長問題が絡む対立とまで報道され始めた。

 大相撲では2011年の初場所後、八百長が実際に行われていたことが発覚。3月の春場所は戦後初となる開催中止に追い込まれ、八百長を行なったとされる力士20人あまりが引退などの処分を受けた。その後、相撲協会は大相撲新生委員会を設置するなど再発防止に着手。5月に行われた興行ではない入場無料の技量審査場所を経て、7月に本場所を再開し、信頼回復に努めてきた。

大相撲に「疑惑」の報道
世間の見方は大きく2つ

 それから7年あまりが経ち大相撲が活況を取り戻したところで、この騒動が起きたわけだ。週刊誌報道を総合すると、モンゴル人力士同士で星をまわし合っている疑惑があるという。ガチンコ相撲を貫く貴乃花親方の弟子、貴ノ岩がその教えを守り、モンゴル人力士の集まりに加わろうとしなかった。それが白鵬ら先輩力士の気に障り、説教をした延長線上で暴行事件が起こったというのだ。

 それに怒ったのが貴乃花親方。疑惑を招くような集まりを黙認している相撲協会には任せておけないとばかりに警察に被害届を提出し徹底抗戦をしているというわけだ。

 この騒動に対する世間の見方は2派に分かれている。普段から大相撲をよく見るファンの多くは、モンゴル人力士グループの疑惑にさほど目くじらを立てていないようだ。12月3日から始まった冬巡業(九州)は大入りが続いているし、白鵬らモンゴル人力士が登場すると歓声が上がる。むしろ頑なな態度をとり相撲界を混乱させている貴乃花親方に批判的な目を注いでいるように見える。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)