10日、米国でこのほど、戦争が起きれば米国は中国やロシアに敗北する可能性があるとする報告書が発表された。資料写真。

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2017年12月10日、米華字メディアの多維新聞によると、米国でこのほど、戦争が起きれば米国は中国やロシアに敗北する可能性があるとする報告書が発表された。

米シンクタンク、ランド研究所はこのほど発表したリポートで、米国と中国の軍事力の比率を2.7対1、ロシアとは6対1と評価した一方で、米国が「2地域戦争」に焦点を当てていることについて「米国の国益が、ロシアと中国の二つの大国によって挑戦されているという事実を無視している」と指摘。こうした米国の戦略には「潜在的な弱点がある」とし、「米国は次の戦争を失う可能性がある」とした。

報告書はこうした「分離」について「米国は今や単一の主要な戦争を行うために必要以上に大きな力を抱えている。一方で、強大な競争相手の軍事的近代化の進展に歩調を合わせることができず、欧州や東アジアでの主要な挑戦に対応するための資金も準備も十分ではないという事実によるものだ」と指摘している。

同研究所は昨年8月にも、「中国との戦争―考えられないことを考える」と題する報告書で米中戦争の可能性について述べている。(翻訳・編集/柳川)