【執筆】ピースマインド・イープ 水野俊樹

年末年始、世間では様々な場所で催し物が行われ、多くの人が集まり、賑わってきました。こんな風景の感じ方もそのとき置かれている状況によって大きく変わってきます。その場にいて「楽しいなぁ」と感じるときもあれば、「なんだか孤独だなぁ」と感じるときもあります。

孤独はネガティブなものではない

この「孤独だなぁ」という感情は誰もが抱えるものです。
新しい地域に引っ越して来たとき、転職して親しい同僚ができないとき、親しい人と離れたとき…など孤独感を覚える場面は、日常生活のいろんなところにあります。必ずしもネガティブなものではなく、プラスにも働きます。例えば、自身の行動を振り返るきっかけを与えてくれますし、新しい取り組みを始める原動力ともなります。一方で、空虚感や寂しさにもつながり、私たちが楽しく生活をしていく上で妨げとなることもあります。孤独感のマイナス要素を少しでも和らげていくためにはどんなことがあるのでしょうか。

自分自身を見つめてみよう

孤独感がどこから来ているのかをふり返ってみましょう。
もし自分が人から距離をとられている、嫌われていると感じて孤独感を覚えているのであれば、「どうして自分が嫌われていると思うのか。」「どういう根拠でそう思っているのか。」、一歩下がって見つめてみましょう。実は、周囲の人の行動に対しての自分の思い込みや深読みに過ぎないということがわかり、孤独感が和らぐこともあります。

一人の時間の楽しみ方を見つけましょう

一人でいることが悲しいことと捉えていると、孤独感を覚えやすくなってしまいます。一人の時間は何も悲しいことではありません。料理をすることや、音楽を聴くこと、散歩をすることなど、一人だからこそできることはたくさんあります。一人でいる時間をマイナスに捉えず、一人だからこそできる時間を楽しんでみましょう。

人とのつながりの場を探してみよう

孤独感を覚える大きな理由のひとつは、「つながり」を感じられる相手がいないことが挙げられます。「つながり」を感じられる人たちができると、自分が必要とされている、人に支えられていると感じることができ、自己肯定感が強化され、孤独感のネガティブな側面は弱まります。こういった人たちと出会うには、まずソーシャルスキルを上げていくことが大切です。
例えば、話をするときは相手の目を見る、自分から話しかける、相手の話に興味を持って聞くなどを表現していくことです。こういう態度を活かしながら、趣味のサークルに参加したり、ボランティアに顔を出したり、地域のコミュニティセンターに連絡してみたり、人と出会う機会に参加して、自ら人とのつながりをつくっていきましょう。より多くの機会に参加すればするほど、つながりを感じられる人にめぐり合う可能性は高まります。

※この記事は2010年1月に配信された記事です