11日に誕生日を迎えた昌子。25歳の初陣でチームを牽引する働きが求められる。写真・茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表は12月11日、都内でトレーニングを行なった。中国戦を翌日に控え、昌子源がチームの問題点を語っている。
 
 練習後に昌子は、「(今日は自分の誕生日だけど)、みんな知らないと思いますよ。ケーキを食べると、監督に体脂肪のことで怒られると思うので(笑)」という冗談も飛ばしていたが、背番号3はE-1選手権ならではの課題を語った。
 
 中国の印象を聞かれ、「中国は身長が大きいので、セットプレーに気を付けたい。自分たちがどういう風に戦うかというよりは、北朝鮮戦よりも内容も少しは良くなってほしいと思う」と話した昌子。そして、具体的な修正ポイントを問われると、真っ先に出てきたのが連係面の部分だった。
 
「北朝鮮戦もそうだったけど、普段から一緒に組んでいない選手たちとプレーしている。僕たちは代表選手である前に人間。相方の特徴とか癖とかいろんなものが分からないなかで試合をやらないといけない。この前は(谷口)彰悟君とCBを組んだけど、彼の特徴が全てインプットされる機会があればいいけど、そういう場はない。彰悟君と話した時や試合中に僕が特徴を掴むしかない。それは正直難しいけど、試合でやらないといけない」
 
 今大会は初めて一緒にプレーをする選手が大勢いる。北朝鮮戦では谷口(川崎)とコンビを組んだが、思い通りにいかない場面もあった。
「クラブではナオ(植田)と一緒にやっているけど、それでもミスや失点もする。これだけ長い間試合を一緒にしていても、そういうことがある。中2日しかない中国戦で新しい選手とやることは本当に難しいと思うし、もしかしたら北朝鮮戦よりもミスが多くなって、いろんなことがあるかもしれない」

 昌子がこう語るように、代表でも初めて組むようなメンバーで臨んでいるE-1選手権ならではの難しさを北朝鮮戦で思い知らされた。
 
 だからこそ、昌子が強調したのは準備の重要性だ。
「ミスを全員でカバーしないと勝てない。正直、北朝鮮よりも中国はレベルが上だと思うので、いい準備をしないと勝てないと感じている」(昌子)
 
 北朝鮮戦で露呈した課題を中国戦では修正できるのか。その可否は昌子の言葉通り、連係面を向上させるための準備に懸かっている。

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取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWEB編集部)