中国江蘇省南京市の小中高校で今月、「南京大虐殺犠牲者国家追悼読本」を使用した愛国主義教育活動が行われている。8日には金陵中学河西分校で市の幹部らが授業を視察した。

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2017年12月9日、中国中央人民ラジオのニュースサイトによると、中国江蘇省南京市の小中高校で今月、「南京大虐殺犠牲者国家追悼読本」を使用した愛国主義教育活動が行われている。8日には金陵中学河西分校で市の幹部らが授業を視察した。

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今年は南京大虐殺発生から80周年に当たる。南京市は2014年、「南京大虐殺犠牲者国家追悼読本」を編集した。同読本は「血と火の記憶」(小学校版)、「歴史の真相」(中学校版)、「警告と思考」(高校版)の3冊からなり、それぞれ江蘇省内の小中高校で導入されている。

記事によると、南京金陵中学河西分校で8日、南京釣魚台小学の教師による授業が行われた。小学5年生の児童からは「世界から戦争がなくなれば、苦痛もなくなる」「日本軍が南京で行った虐殺の残酷さをもっとよく知り、祖国に報いたい」などの声が出たという。

南京市教育研究室の関係者によると、「読本」は授業のほか、朝礼や学級会でも使用されており、児童や生徒らは南京大虐殺関連の記念館や合葬墓を訪れ、生存者から話を聞くなどの活動も行っているという。(翻訳・編集/岡田)