9日、中国北京市では先日、「低レベル人口」と呼ばれる出稼ぎ労働者ら底辺層を住居から強制退去させたことで市民の政府に対する反発が強まったばかりだが、市当局がこのほど、「市内の景観を整備するため」として違法看板の大規模撤去を行い、再び物議を醸している。

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2017年12月9日、仏RFIによると、中国北京市では先日、「低端(低レベル)人口」と呼ばれる出稼ぎ労働者ら底辺層を住居から強制退去させたことで市民の政府に対する反発が強まったばかりだが、市当局がこのほど、「市内の景観を整備するため」として違法看板の大規模撤去を行い、再び物議を醸している。

記事によると、北京市は先月27日から違法に設置された看板の撤去を開始し、その数はすでに1万枚を大きく超えている。代表的な繁華街である西単では、デパートの「漢光百貨」や「君太百貨」、結婚披露宴会場などが入るビル「西単婚慶珠宝大楼」などの看板も取り外されたという。

市当局のやり方に多くの市民が強い不満を抱いており、中国共産党機関紙の人民日報も「北京市での看板撤去は強引で柔軟性もない」とする批判記事を掲載している。ネット上でも市民生活の利便性や経済活動を無視した市の対応を疑問視する書き込みが相次いでいるという。(翻訳・編集/岡田)