BMWが「M」の拡大を計画中 全部で26モデルのMバージョンを設定
BMWのM部門はこの数年間で飛躍的な成長を遂げている。20年ほど前にはいくつかの「M」モデルと「Mスポーツ」パッケージのようなチューンド・モデルしかなかった。しかし今日では状況が大きく変わり、BMWのラインアップにはMの名前が付けられた多くのモデルが用意されている。エンスージアストの中には、Mブランドの価値を弱めるやり方と考え戸惑いを覚える人もいるかもしれないが、セールスを無視することもできない。自動車業界で利益を追求する企業として、BMWは数年以内に全部で26のMバージョンを揃えることを計画しているという。
これはつまり、BMWの全車種にMモデルか「M Performance」モデルのどちらか、あるいは両方を設定することが検討されているということらしい。セダンやクーペに「M2」「M3」「M4」といったMモデルと、そして「M240i」のようなM Performanceモデルが存在することは当然として、さらに"SAV(スポーツ・アクティビティ・ヴィークル)"の「X3」「X4」「X5」「X6」にもMモデルが登場するかもしれない。間もなく発売される新型「Z4」と「8シリーズ」のMバージョンも期待できそうだ。あるいは、電気自動車「i3」やプラグイン・ハイブリッドのスポーツカー「i8」をベースにMがチューニングを施したモデルも、26台の中には含まれる可能性だってある。他にも、Mモデルをさらに改良した「M3 CS」や「M4 CS」のようなモデルが拡大することだって考えられる。

BMWのM部門を率いるフランク・ヴァン・ミール氏は、MモデルとM Performanceモデルを合わせて年間10万台以上の販売台数を目指しているという。BMWは、メルセデス・ベンツが長年、AMGで実行している戦略に追従しようとしているわけだ。メルセデスはほぼ全てのモデルにAMG仕様を用意している。いくらエンスージアストがブランド・イメージの低下を嘆いても、セールスの追求は止められない。

By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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