12月3日放送の「サンキュータツオのまるっと日本語評議会2017」(TBSラジオ)にて、エッセイストの能町みね子が出演。卓球選手・福原愛のSNSの使い分けについて、独自の分析を語っていた。

「(福原が)Twitterを唐突に始めたんですよ。最初はたどたどしい感じで、『Twitter、どうやったらいいかわからない』みたいな感じで」

 すごく無邪気なかわいい愛ちゃんだったんですけど……はたしてこれは本当か? って思って」

 不思議に思った能町が、福原が中国語で使っているSNSを見たところ……。

「福原愛さんは中国で活躍されていますから、中国語も堪能なわけで。『微博(ウェイボー)』っていう中国語版のTwitterがあるんですね。

 そのウェイボーはずいぶん前からやっていて、それを見たところ、中国語ではすごく頻繁にツイートをしているんです。これは絶対に慣れていると思って」

 そこで、いろいろ調べていったところ、あるツイートで日本向けと中国向けで大きな違いがあったという。

「お菓子をあげている同じ写真で、日本語バージョンでは『下の部分が一口食べちゃった後なので、見切れていてごめんなさい。明日のいまごろは日本だ!』みたいな、ちょっとアイドル的なかわいい感じで行くんですけど。

 同じ写真を中国語のバージョンでは、『ドイツでトランジット待ちです。あなたに嫁げたことが人生でいちばん幸せなこと。人は容易に慣れてしまうものだけど、絶対に私はそうなりません』というような、大人なことを書いているんですよ」

 この違いについて、能町はこう分析する。

「日本では、あの幼かった頃の愛ちゃんのキャラをファンのためにやってあげて。中国では一流卓球選手として、1人の女として、『旦那と結婚できた幸せを、大人として報告したい』と」

 中国ではキャリアウーマンとして、日本では “愛ちゃん” キャラを守って、SNSで発信していたのだった。SNSウォッチャーの能町も「SNS使い慣れすぎ例なんですけど」と、舌を巻いていた。