染谷将太主演映画『空海―KU-KAI―』、日本語吹替版キャストに高橋一生、吉田羊、東出昌大ら

写真拡大

 2018年2月24日公開の映画『空海―KU-KAI―』のサブタイトルが『美しき王妃の謎』に決定。あわせて日本語吹替版のキャストも発表された。

参考:高橋一生は“サポート役”で活きる俳優だ 『民衆の敵』藤堂役で見せる“情”

 本作は、夢枕獏の歴史小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』を、『さらば、わが愛/覇王別姫』のチェン・カイコー監督が映画化したもの。唐代の中国を舞台に、日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海が、詩人・白楽天とともに、首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫る模様を描く。若き日の空海役で染谷が主演を務めるほか、『ブラインド・マッサージ』のホアン・シュアンが唐代の詩人・白楽天、松坂慶子が空海と白楽天が追い求める謎のカギを握る女性・白玲をそれぞれ演じる。

 今回、日本語吹替版キャストとして発表されたのは、高橋一生、吉田羊、東出昌大、イッセー尾形、寛一郎、六角精児、不破万作、金田明夫、六平直政、沢城みゆき、花澤香菜、早見沙織、山寺宏一の12人。あわせて、高橋、吉田、東出、イッセー尾形、寛一郎の5人と、KADOKAWAの椿プロデューサーからはコメントも到着している。

【日本語吹替版キャスト コメント】

■高橋一生(白楽天役)空海が唐に渡った足跡は、実は意外と知られていないのではないかと思います。もちろんこれは「物語」ではありますが、この映画を観て、空海と白楽天の数奇な旅を、ぜひ体感していただきたいです。

■吉田羊(楊貴妃役)幻想とリアルが入り混じる甘美な夢物語と、絶世の美女の声という稀有なオファーに惹かれお引き受けしましたが、自分のではないお芝居に声を充てるのは想像以上に難儀でした。声は自分の芝居なのに画は人の芝居の呼吸に合わせなくてはならない、そして必ずしも画の芝居通りではなく、声には大きめの表情がないと伝わり辛い…大変勉強になりました。また、声のトーン、抑揚、強弱、これらが絶妙なバランスで成立して始めて「品」が備わるのだということが楊貴妃を演じて感じたことです。楊貴妃の美しさを増幅させている北京語特有の柔らかでたおやかな響き。日本語に変わっても尚、それが伝わりますように。

■東出昌大(白龍役)チェンカイコー監督の作品に少しでも携われたことを、大変嬉しく思います。映画は荘厳で妖艶な魅力に溢れており、吹き替えをやるにあたって拝見した映像にも、目が釘付けになりました。吹き替えのお仕事は初めてで、しかも物語の中でのキーパーソンとなる役を演じれた事も光栄でしたが、以前も別の作品で共演した寛一郎君と再共演出来たことが嬉しかったです。是非楽しみに待っていて下さい。

■イッセー尾形(玄宗皇帝役)オファーの際には、とても嬉しくもあり、また声だけで出来るかなと、ちょっと不安でした。収録最中はディレクターさんのアドバイスに沿う事に集中です。すごくスケールの大きな画像を見ながら、デリケートになれ!と祈ってました。役作りについては、ともかく玄宗役の中国の俳優さんとの年齢差!これをなんとかして埋めようと、それが大テーマでした。(笑) 玄宗さんはとても丁寧に役を作っておられました。どんなに小声で喋っても家来は耳を大きくして聞かざるを得ない!そんな風にナイーブに役作りしておられました。公開に向けては、染谷さんにまず注目です。若々しい空海に、ややこしい皇帝周辺事情のど真ん中に飛び込んでキリリッと成りきってます。堂々とした阿部さん、いとおしい火野さん、複雑な役の松坂さんの存在感。皆さんすごいです!

■寛一郎(丹龍役)初めての吹き替え、アフレコだったので単純に難しかったです。映像を通して芝居をするのと声だけの芝居って言うのは全く別のものなんだなと今回勉強になりました。この空海という映画に欠かせない丹龍と白龍。その丹龍をやらせていただいたことを光栄に思います。

■プロデューサー KADOKAWA椿宜和コメント大詩人である白楽天役は、知性と情熱を兼ね備えた青年役を映画や舞台で挑戦されている高橋一生さんにお願いし、若き白楽天の葛藤と成長を見事に声で演じて頂きました。空海役の染谷さんとのテンポの良い掛け合いは、日本語で観る者を見事に唐の時代へと誘います。全てを魅了する楊貴妃役は吉田羊さんにお願いしました。吉田さんの気品と艶のある声は、現代に楊貴妃が甦ったようで、スタッフがみな魅了されていました。また、物語の鍵を握る白龍役には東出昌大さん、丹龍役には寛一郎さん。お二人は初アフレコにも関わらず、暗い過去と未来を背負った難しい役柄を見事に声で表現して頂き、二人のフレッシュなコンビも必見です。イッセー尾形さん演じる玄宗は、皇帝としての風格を漂わせながらも楊貴妃を愛するあまりに憂いを伴う人物で、様々な役柄を経験されてきたイッセー尾形さんならではの深みのある声は、まさに適役だったと思います。その他にも、若手からベテランまで様々な俳優・声優の皆さんにご参加頂き、作品に彩りを加えて頂きました。個性あふれる皆さんの力が結集し、最高の日本版『空海』が出来上がったと確信しております。

(リアルサウンド編集部)