1月18日、ソウル市内で開かれたセミナーで講演するチャ氏=(聯合ニュース)

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【ワシントン聯合ニュース】米政府が新しい駐韓米大使にブッシュ政権の元高官で米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)で韓国を担当するビクター・チャ氏を内定し、韓国政府にアグレマン(同意)を要請したことが10日、分かった。

 米ワシントンの消息筋によると、ホワイトハウスと国務省は8月、駐韓大使にチャ氏を事実上内定し、長期間の検証手続きを経て、韓国政府にアグレマンを要請したという。

 韓国外交部は「(チャ氏の)早期着任に向け、緊密に協議している」としながらも、「アグレマンの手続きが行われているかどうかは現段階では公表できない」と述べた。

 駐韓大使のポストは1月から空席となっており、韓国政府はアグレマンの手続きを急ぐとみられる。早ければ2週間以内に手続きを終え、米上院外交委員会の公聴会を経て、来年2月の平昌冬季五輪の開幕前に着任するとの見方もある。

 チャ氏は韓国系米国人で、正式に任命されればソン・キム氏に続き2人目の韓国系駐韓米大使となる。

 チャ氏はタカ派の介入論者とされ、ブッシュ政権だった2004年から国家安全保障会議(NSC)アジア担当補佐官、北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の米側の副代表などを務めた朝鮮半島専門家。07年4月にはニューメキシコ州のリチャードソン州知事(当時)と共に訪朝し北朝鮮側と核問題の解決方法について議論したこともある。