9日、中国には130余りの言語が存在するが、使用人口の多いいくつかを除き、大部分が消滅の危機に瀕している。うち7言語は使用者が100人に満たないという。写真は河南省の小学校、標準語普及に関する授業。

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2017年12月9日、米自由アジア放送(RFA)の中国語ニュースサイトによると、中国には130余りの言語が存在するが、使用人口の多いいくつかを除き、大部分が消滅の危機に瀕(ひん)している。うち7言語は使用者が100人に満たないという。

中国紙・新京報が9日伝えたもので、中国の政府系シンクタンク、中国社会科学院でシナ・チベット語族について研究している孫宏開(スン・ホンカイ)氏によると、中国には使用者が100人に満たない言語が7つあり、使用者が100〜1000人の言語も15あるという。

同氏はこうした言語が消滅の危機にある原因について「民族人口の少なさ」や「少数民族の人たちの都市部への移動」「メディアの発達による標準語の普及」などを挙げた上で、「言語は、民族の数千年の文化や独自の知識体系の支えとなるものだ。適切に保護されなければ、そうした知識は言語とともに消滅してしまう」と指摘している。(翻訳・編集/柳川)