9日、欧米でセクハラ被害の告発が相次ぐ中、中国でも同様の被害を明かす女性が増えているという。資料写真。

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2017年12月9日、中国メディアの環球時報によると、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは8日、欧米でセクハラ被害の告発が相次ぐ中、中国でも同様の被害を明かす女性が増えていると伝えている。

上海市の会社に務める28歳の女性は、こうした告発の動きに後押しされ、ネットを通じて「私も」と声を上げた。被害の詳細をSNSに投稿すると、瞬く間に転載され、ほんの数日間で119万回ものアクセスがあったという。

中国のポータルサイト「新浪」と男性向けファッション誌が2015年に男性6万5000人、女性6万2000人を対象に行った調査によると、男性の66%、女性の80%がセクハラ被害に遭ったことがあると回答している。

一方で、女性のおよそ半数、男性の4分の1が被害を誰にも話すことができず、警察に相談した人は女性が4%、男性は3%にすぎなかったという。

ある弁護士は「職場でのセクハラは労働問題にも絡み、問題を公にしにくい」と指摘。「セクハラ被害の証拠を集めることが難しいこと、法整備が不十分であること、中国が家父長制社会であることも問題が表面化しにくい原因になっている」と話している。(翻訳・編集/岡田)