「銭」はいつまで使われた?

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日本でお金を現す単位は円です。円の下には銭がありますが、これは一般的な商店の買い物などには使われていません。為替取引などで銭の単位を目にすることがあるくらいです。実際に銭はいつまで使われていたのでしょうか。

昭和28年まで

銭の単位が正式に廃止されたのは1953年、昭和28年です。この前年に、日本はサンフランシスコ講和条約に調印して独立国となっています。戦前には使われていたが、戦後のアメリカによる統治下の時代を経て廃止されたととらえるのが一般的なイメージとしては最適かもしれません。

なぜ廃止されたのか?

なぜ銭が廃止されたのかといえば、戦後の日本はインフレにみまわれました。ものに対してお金の額面の上昇していきます。これまで銭で表記されていたものが、額面が上昇することによって円を用いるようになっていったのです。そこで銭は役目を終えることになったのです。

昔の風景に登場しない?

銭は昭和28年に廃止されていますので、たとえば昭和30年代の駄菓子はすべて円単位で銭は存在しません。しかしながら、なんとなく存在しているように思えてしまうから不思議です。このあたりはきっちりとした時代考証が必要だといえるでしょう。