6日、新浪体育は、「同年代の日本のサッカー少年との差はどこにあるのか?このアンケートがヒントになるかもしれない」と題する記事を掲載。このほど、中国のユースチームが日本を訪れた際に行ったアンケートの結果を紹介した。

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2017年12月6日、新浪体育は、「同年代の日本のサッカー少年との差はどこにあるのか?このアンケートがヒントになるかもしれない」と題する記事を掲載。このほど、中国のユースチームが日本を訪れた際に行ったアンケートの結果を紹介した。

記事によると、河北華夏幸福のU−13(13歳以下)のユースチームが先日、日本への遠征を行った。日本では4試合を行い、結果は1分3敗。「結果も内容も劣勢。日本の選手の卓越した技術とハイプレッシャーに、河北華夏幸福の若い選手たちは適応できなかった」と評した。

河北華夏幸福はこれに先立ち、U−18、U−16、U−15も日本遠征を行っており、いずれの試合も結果は芳しくなかったようだ。では、中国と日本の同年代の選手たちの差はどこにあるのか。記事は、遠征中に日中の選手たちに行われたアンケートの結果を紹介している。

日本側はJ1川崎フロンターレのユースチームが回答した。まず、「何歳からサッカーを始めましたか」という問いで、川崎の選手たちの回答は2〜7歳。最も多かったのは5歳だった。一方、河北華夏幸福の選手たちの回答は、6〜11歳に集中。一番多かったのは7歳だが、2番目に多かったのは11歳だった。平均すると、川崎が4.4歳、河北華夏幸福が8.3歳と大きな差が開いた。

記事は、「グラウンドにおいて、すべての戦術は選手の基本技術があってこそ。自分たちよりも3〜5年も長くサッカーをしている選手を相手に差が生まれるのは無理もない」とした。また、川崎との試合で唯一良い動きを見せた河北華夏幸福の選手は、最も早い4歳からサッカーを始めていたという。

次の質問は「1年間に何試合行いますか」というもので、これも大きな差が出た。それぞれの平均は、川崎の選手が84試合、河北華夏幸福の選手が27試合だった。記事は、「ハイレベルな試合と練習を繰り返すことは、選手の技術を高めるのに最良の方法だ」とし、「我々の若い選手が鍛えられる機会は、日本の選手たちに遠く及ばない」とした。

このほか、記事は「サッカーを始めた理由は何ですか」という質問に着目。河北華夏幸福の選手が「子どもの頃からサッカーが好きだから」「スポーツが好きだから」などと答える中、川崎の選手から多く挙がったのが「兄にあこがれて」「友だちがやっているのを見て」「父親の影響で」という回答だったという。

記事は、「このことから、日本のサッカー文化は地域のコミュニティーから学校、家庭に至るまで浸透していることがわかる。日本人にとってサッカーはスポーツであり、人と人とのコミュニケーションの手段になっている」と分析した。

そして、「このアンケートの背後には、多かれ少なかれ日中サッカーの最も直接的な差が反映されている」と指摘。「差は確かに存在するが、我々がその原因をしっかりと認識し、努力を始めれば、その差は埋めることができると信じている。サッカーの発展は一朝一夕でできるものではない。必要なのは地に足をつける精神と、根気よく努力を続ける意思である」と結んだ。(翻訳・編集/北田)