先発組でランニングするFW小林悠(川崎F)

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 J1得点王の代表初ゴールはお預けとなった。9日の北朝鮮戦(1-0)にフル出場した日本代表FW小林悠(川崎F)は昨年10月11日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(1-1)以来となる代表戦出場を果たしたが、ゴールはこじ開けられなかった。

 4-2-3-1の右サイドハーフで先発。1トップのFW金崎夢生、左サイドハーフのFW倉田秋とともに攻撃陣を形成したが、「前の3人は張りっぱなしじゃなくて、もっと近い距離でやれたらよかったのかなと思う」と、“急造チーム”は攻撃の連動性を欠いた。

 ハリルホジッチ監督からは相手の背後を狙うように指示があったが、低い位置でブロックをつくった北朝鮮にカウンターを狙われる展開。「ああいう相手に背後ばかりは難しい」と試合を振り返った小林は「前半は特に相手が低い位置でブロックをつくっていて、その中に突っ込んでいくというよりも、外してボールを引き出せたらもっとうまく攻められたのかなと思う」と反省した。

 後半11分からはFW伊東純也が右サイドに入り、小林はトップ下の位置で縦関係の2トップを組んだ。しかし、シュート数は前後半で1本ずつ。今季J1のMVP&得点王としては物足りない数字だった。「後半は自分の良さが少し出た。次はもうちょっとシュートに持っていきたい」。12日の中国戦(味スタ)、16日の韓国戦(味スタ)を見据えてそう意気込むと、「焦れずに最後まで集中してやれたのはよかった。結果がすべて。勝つことが一番大事」と強調した。

(取材・文 佐藤亜希子)


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