英ロンドンのヴェロパークで行われた自転車トラックレースの大会、6日間レース・ロンドン大会に臨む英国のブラッドリー・ウィギンス(2016年10月25日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】自転車競技で偉大な実績を残し、先日ボート競技での現役復帰を表明していた英国のブラッドリー・ウィギンス(Bradley Wiggins)が9日、マシンローイングの大会、英国インドアローイング選手権(British Rowing Indoor Championships)に参加した。結果は合図を聞き間違えるという「学生のようなミス」で振るわない成績に終わったものの、本人は競技続行を約束している。

 五輪の自転車競技で5個の金メダルを獲得し、2012年に英国の選手としては初めてツール・ド・フランス(Tour de France)を制したウィギンスは、ヴェロパーク(Lee Valley VeloPark)で行われた大会で、男子エリート2000メートルのクラスに出場。タイムは6分22秒5と目標に大きく届かず、順位も99人中21位だった。

 ウィギンスはインスタグラム(Instagram)に「きょうはすごくがっかりだ!後ろでコールが聞こえたから、フライングがあったと思ってハンドルを置いてしまったんだ」と書き込んだ。

 ウィギンスは、2020年の東京五輪にボート競技で出場したい意向を明らかにしており、今回は出ばなをくじかれた形となったが、その気持ちは衰えていない。

「学生のようなミスだったけど、まあ、生きるというのは学ぶことだ。僕の目標は6分2秒。みんなとこぐのは素晴らしい経験だったし、また来年、12か月後に強くなって戻ってくるよ!」

 ウィギンスのボート競技の師で、こちらも五輪で2個の金メダルを獲得しているジェームズ・クラックネル(James Cracknell)氏も、ウィギンスがこんな形で競技者人生を終わらせることはあり得ないと話している。

「すごくつらいだろうが、本人もこのままにしておくつもりはない。失敗で終わることは望んでいない。目標に届かなかったと考えるだろうし、必ず戻って来てもっと良いタイムを残そうとするだろう」
【翻訳編集】AFPBB News