こんな技見たことない!? 元ブラジル代表MFの“エアドリブル”に海外騒然「技の宝庫」「ショーだ」
日韓W杯優勝メンバーのデニウソンがチャリティーマッチでロナウジーニョ以上に躍動
元ブラジル代表MFロナウジーニョは現地時間8日、ブラジル国内で2002年の日韓ワールドカップ(W杯)優勝メンバーらを集めてチャリティーマッチを行った。
大雨が降りしきるなか、かつて名ドリブラーとして鳴らした40歳が奇想天外なテクニックを披露し、「技の宝庫」「ショーだ」と話題になっている。
かつて、カナリア軍団を牽引したスターたちが母国ブラジルで一堂に会した。
ロナウジーニョが中心となり、チャリティーマッチ「Game of Dreams」が8日に開催。DFルシオ、MFジウベルト・シウバ、MFジュニーニョ・パウリスタ、MFデニウソンら日韓W杯優勝メンバーを中心にメンバーが構成された。
当日はあいにくの大雨だったが、それをかき消すほどの圧巻テクニックを見せつけたのが、かつて名ドリブラーとして鳴らしたデニウソンだった。
前半6分、水しぶきが上がるほど状態のピッチにもかかわらず、左足のワンタッチだけでいとも簡単に股抜きに成功。さらに1-1で迎えた同24分には、味方からの浮き球を胸でトラップし、そのまま足先と太ももを使ってリフティングを6回敢行。最後に右足の太ももでふわっと高く上げたボールを、身をかがめてピタッと首後ろに乗せると、ボールを乗せたまま相手ゴールへと突進した。
ファンも驚愕「怪物」「クラッキ」
まさかの“エアドリブル”はファウルで止められたが、クリエイティブかつユニークなプレーに観衆からは大きな歓声が送られた。
ペルーテレビ局「アメリカ・テレビシオン」は、「デニウソンがロナウジーニョからショーを奪った」と見出しを打って報道。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」公式ツイッターも「デニウソンは大胆不敵」と動画付きでその模様を紹介すると、ファンからは「技の宝庫」「フェノメノ(怪物)」「クラッキ」「ようやく退屈のないシーズンが始まった」「デニウソン・ショー」といった称賛のコメントが多数寄せられた。
現役時代に観る者を魅了した足技は、2010年の引退から7年が経過した今も全く錆びついていないようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
【動画】「グローボ・エスポルチ」が公式ツイッターで紹介したデニウソンの“エアドリブル”
https://twitter.com/globoesportecom/status/939228095583621120「グローボ・スポルテ」が公式ツイッターで紹介したデニウソンの“エアドリブル”