中国メディア・今日頭条は8日、「世界に6つあるディズニー・テーマパークの中で、日本のディズニーが最高だ」とする文章を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は8日、「世界に6つあるディズニー・テーマパークの中で、日本のディズニーが最高だ」とする文章を掲載した。

 文章は、「東京ディズニーリゾートは、私が最も好きなテーマパークだ。東京ディズニーへの愛は、カリフォルニアや香港のディズニーを上回っている。知らないかもしれないが、世界のディズニー・テーマパークで東京だけが黒字を出し続けていて、客のリピート率や入場者数も最高なのだ。東京のディズニーがテーマパークの王者とされる所以は、極致の日本式サービスにある。現実世界を忘れさせてくれる夢と魔法の世界にいざない、幸せな気分をもたらすというのがコンセプトなのである」と紹介している。

 そして、東京ディズニーリゾートではキャスト1人1人がみんな笑みを浮かべており、最も基本的な作業と言える清掃についても非常にしっかりしたトレーニングを受けていることがうかがえると説明。しかも、モップと水を使って地面にキャラクターのイラストを描いて楽しませてくれるようなサービス精神も持っているとした。

 また、自分の子どもの誕生日を東京ディズニーリゾートで過ごした時のエピソードを紹介。「うっかりレストランの予約を忘れてしまっていた。あわてて問い合わせてみると、満席でないレストランがあるとのこと。結局予約なしで店を訪れることになったが、行ってみると突然レストランのスタッフがミッキーマウスの誕生日ケーキを持ってきてくれ、みんなでバースデーソングを歌ってくれたのだ。この出来事は終生忘れない」と伝えている。

 さらに、施設内では「夢と魔法の世界から現実に引き戻してしまう」という理由から迷子の呼び出し放送が行われていないと説明。その代わりに子どもの名前と電話番号を記入し、その上から個人情報保護用のシートをかぶせたシールを子ども衣服に貼り付ける「迷子シール」という制度が存在するなど、迷子を減らしたり、場内放送をしなくても迷子を見つけ出せたりする工夫がされていると紹介した。

 文章は「日本、ひいては全世界のお客さんに楽しさと癒やしを与えるという目的であれば、慣例を破ることも時としてある。東京ディズニーのスローガンは『皆さんの笑顔を』なのだ」とし、、そのホスピタリティの高さを賞賛している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)