ミニゲームで汗を流すDF山本脩斗

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 EAFF E-1選手権初戦の北朝鮮戦(1-0)から一夜明けた10日午前、日本代表は都内で練習を行った。北朝鮮戦で初先発したDF車屋紳太郎(川崎F)は太腿打撲のため別調整。それ以外の先発組はクールダウン中心の軽めのメニューをこなし、それ以外の選手はミニゲームなどで汗を流した。

 次戦は中2日で12日に中国戦(味スタ)を控える過密日程。車屋の状態を踏まえても、中国戦ではA代表初選出のDF山本脩斗(鹿島)が左サイドバックで初先発となりそうだ。「自分としてはいい準備をして、まずは練習からアピールしていきたい」。代表デビューを目前に控え、32歳のベテランは冷静に足もとを見つめた。

 ハリルホジッチ監督は11月29日のメンバー発表会見で山本について「守備も攻撃もいいパフォーマンスを見せているが、どちらかと言えば特徴は守備にあるかもしれない。ヘディングも強い」と言及。「特に北朝鮮と中国は空中戦に強いので、こういった特徴を持っている選手も必要だと思った」と起用法も示唆していた。

 代表とクラブチームという違いはあるが、鹿島では今季のACLで広州恒大(中国)と対戦。「球際でガツガツ来るし、前と後ろの選手には高さがある。セットプレーにも自信を持ってくるというのはACLでも感じた」。そう中国勢のイメージを語ると、「攻守で高さやデュエルで負けたくない。そこも持ち味だし、そういうところも出していきたい」と意気込んだ。

 デビューはお預けとなった北朝鮮戦だが、初めてピッチレベルから代表の試合を見て「どんな試合も難しくなるなと思った」と、あらためて国と国の戦いの厳しさも実感した。それでもチームは後半アディショナルタイムの劇的ゴールで白星発進。「ああいう中でも勝つことが必要。最後、勝ち点3を取れたことは残り2試合につながると思う」と力説した。

(取材・文 西山紘平)


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