今野泰幸【写真:Getty Images】

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 EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会・朝鮮民主主義人民共和国代表戦から一夜明けた10日、日本代表は練習を行った。

 初戦を勝利で飾ったハリルジャパンだが、相手に押し込まれるなど課題も多く出た。今野泰幸は良かった点について問われると「勝ったこと」と答えた。

「反省の方が思い出す。決定機を作れなかったし、攻撃でなかなかスピードアップできなかったし、守備でも結構簡単にやられてしまった」

 今回のメンバーでは群を抜く代表キャップを持つ今野は、タイミングのいいインターセプトを見せ、チームが攻撃に出ている時は守備のことを考えたポジションを取るなど随所に経験値の高さを見せた。それでも「みんなが(それぞれの)ポジションにいすぎたかもしれない。みんなあんまりポジションを崩さなかったし。だから相手の陣形も崩れない。変わらなかったし、そういう工夫がちょっと足りなかったのかもしれない」と反省を口にした。

 代表経験の少ない選手や、この日が代表デビューの者もいた。そして、常に結果が求められる日本代表の試合ということで本来の力を発揮できなかった面もある。今野が言う。

「やっぱり代表戦っていうのは重みがある試合だし、負けられないって気持ちもある。だからちょっと守りに入ってしまうっていうのもあるし。みんな技術があるから、ボールを失いたくないって気持ちもあって安全に行ってしまったりとか。いろんなことが重なって、見ている人からしたら消極的なパスが多かったなって思われてもしょうがないこともあるかもしれない」

 今大会は国内組にとってW杯へのアピールの場でもあるが、今野は「今に集中しないと何も始まらない」と目の前の試合に全力を注ぐ意思を示した。

 残り2試合に向けて背番号17は「もっともっとよくなりたいと思っているし、メンバーを見てもよくなれる要素はある。だからしっかり明日もトレーニングしっかりして、少しずつすり合わせて、いいイメージ持って臨みたい」と、抱負を口にした。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

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