今年、怪我から見事な復活を果たしたラファエル・ナダル(スペイン)が、国際テニス連盟ITFのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。女子は世界ランキング2位のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が受賞。ITFによると、男女で同じ国の選手が受賞となったのは、1998年あのピート・サンプラス(アメリカ)とリンゼイ・ダベンポート(アメリカ)以来19年ぶりの事だという。

今シーズン全仏オープンで10度目の優勝を果たし、全米では3度目となるタイトルを獲得したナダルは、31歳と史上最年長のITFワールド・チャンピオンとなった。ナダルはまた、1973年にATPランキング制度が始まって以来最年長の年末世界1位選手にもなり、素晴らしい活躍を見せてくれた1年だった。

ITF公式サイトに掲載されたナダルのコメントでは「このような賞を受賞できてとてもうれしい。私のチームやファンにとても感謝しています」「(女子の受賞者で同郷のムグルッサに対し)私たちの国にとってすばらしい実績で、ガルビネにもおめでとうと言いたい」と語っている。

ナダルは、今シーズン最終戦だった「ATPファイナルズ」を膝の怪我を理由に棄権し、現在は復帰に向けて調整中。年末にアブダビで行われる「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」への参戦を目指している。身体には注意しつつ、来シーズンも素晴らしい活躍を期待したい。

ナダルと同じくスペイン人であるムグルッサは、「ウィンブルドン」でわずか1セットしか落とさずに初優勝を遂げ、2年連続グランドスラムの舞台で優勝。シモナ・ハレプ(ルーマニア)に次ぐ世界2位で今シーズンを終えた。

ムグルッサは「こんな競争の激しい年にITF世界チャンピオンになれたのは、私にとってすごいこと」「(ナダルは) 私たちみんなにとって素晴らしいお手本だから、これはスペインのテニスにとって最高の瞬間です」と語った。

また、女子ダブルスでは今シーズン現役引退を発表した37歳マルチナ・ヒンギス(スイス)が受賞。女子車いすでは日本の上地結衣(日本/エイベックス)が自身二度目の受賞となった。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年ITFワールド・チャンピオンを受賞したナダル(「ATPファイナルズ」出場時のもの)
(AP Photo/Kirsty Wigglesworth)