中国メディア・今日頭条は6日、「中国国内の店で売られている日本商品の価格を見て、中国人がどうして日本に買いに行くかが分かった」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は6日、「中国国内の店で売られている日本商品の価格を見て、中国人がどうして日本に買いに行くかが分かった」とする記事を掲載した。

 記事は「多くの人が、中国で売られている日本の化粧品は値段が高すぎると不満をこぼしている。中には売り場で日本の化粧品のプライスカードをこっそり撮影して公開する人もいる。そして、価格を見て、驚きの高さにため息を禁じ得ないのである。どれも日本の市場価格の倍から4倍程度。輸入代行を利用したり個人で輸入したりしても、そんなに費用はかからない」としたうえで、日本の売り場と中国の売り場における同じ日本商品の販売価格を比較している。

 まずは、花王の「めぐりズム 蒸気でアイマスク」を取り上げた。日本のドラッグストアでは690円と表示されているのに対し、中国ではセール価格で89元(約1520円)だったと紹介。「めちゃくちゃ高いというわけではないが、日本での価格に比べたらやっぱり差がある」と評した。

 続いてはクラシエの「肌美精 うるおい浸透マスク (ひきしめ)」だ。日本のドラッグストアは税込み698円となっているのに対して、中国では98元(約1680円)となっている。「1箱に4枚しか入っていないのにこの高さはなんだ。そりゃあ日本の売り場では品切れが相次いでいるのに、国内ではさして人気がないはずだ」と解説している。

 記事はこのほか、日本では200円程度、安いところでは100円台前半で売られているライオン「クリニカ マイルドミント」歯磨きが中国では49元(約840円)、日本で400円程度の資生堂「専科 パーフェクトホイップ」洗顔料が中国で43.8元(約750円)、日本で700円程度の資生堂「TSUBAKI ダメージケアシャンプー」が中国では108元(約1850円)で販売されている様子を紹介した。

 そして、最後に「どうりで、中国人が日本に行ってたくさん買い物をするわけだ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)