鍋のだしに欠かせぬ昆布だが、含まれるのはうま味成分だけではない。いま「昆布」関連の気になる情報が関西から聞こえてくる。

 鍋のだしとして用いられたり、「よろこぶ」との語呂合わせから祝いの席の定番品でもある昆布。昆布には、うま味成分以外にも、糖質の吸収を抑えたり、疲労回復、お通じの改善、心を落ち着かせてくれる効果など、健康に関して期待できる栄養素が多数含まれている。このところ、昆布の魅力をアピールする商品やサービスが相次いで登場している。

 大阪に本社を構える2つの企業が昆布を使った新たなお菓子を販売している。「薫るおしゃぶり昆布薫製風味(150円・税別、10グラム)」を提案するのは、くらこん(本社:大阪府枚方市)だ。北海道産の昆布に薫製風味をプラスした同商品は、ひとたび噛めば昆布のうま味&薫製の香りを味わえる。小腹がすいたときに味と香りをチェックしてみてはいかがだろう。

 ロングセラー商品「中野の都こんぶ」でおなじみの中野物産(本社:大阪府堺市)が販売する新商品はグミタイプで、その名は「昆布と梅のグミ物語」。味は赤梅味と青梅味。どちらも中に昆布ペーストを詰め込み、表面には甘酸っぱいパウダーのコーティングが施されている。昆布と梅は味の相性は抜群だ。同商品も、息の長い一品となってゆくのかを見極めてみたい。価格は120円(税別、45グラム)。

 一方、昆布をメインにした期間限定のカフェもオープンしている。神戸で今年最後の木曜日まで開設される「ぐるぐる昆布カフェ」は、老舗昆布店の佃真(運営は浪花昆布/本社:兵庫県神戸市)の店舗のひとつ、市内東灘区にある御影店内にある。メニューはもちろん昆布づくしだ。例えば「ぐるぐる昆布ポタージュ」は、北海道産天然真昆布×国産小松菜、ホウレンソウの「青菜」など味は全4種。これに昆布だしでこねたり、昆布のチップをまぶした「昆布パン」がつき価格は各500円。また「昆布水カクテル(700円)」といったアルコール類も用意されている。12月28日までに、関西へ訪れる予定があれば、足を運んで昆布三昧の時間はいかがだろう。営業は月〜土、10時から18時。

 だしとして使うだけでなく、健康のためにも昆布を普段の食生活に取り入れてみるのもよさそうだ。

加藤 秀行[著]、阪神 裕平[著]

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