昌子は「(小林)悠くんや(高萩)洋次郎くんとか、クラブでキャプテンマークを巻いているひとたちが同じような仕事をしてくれた」と周囲の選手のサポートも大きかったと語った。写真●茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[E-1サッカー選手権]日本1-0北朝鮮/12月9日/味の素スタジアム
 
 E-1選手権初戦の北朝鮮戦が9日、味の素スタジアムで行なわれ、日本が1-0で勝利した。
 
 欧州組不在のなか、この試合でキャプテンマークを託されたのが昌子源だった。「今日のミーティングの時に言われました」と試合当日に指名されたCBは、「嬉しかったですが『やらな』と思いました」と良い緊張感に代えてプレー。危ない場面を作られながらも、GK中村航輔のファインセーブにも助けられて無失点に抑えきった。
 
 35分の空振りなど自身のプレーは冴えていたとは言い難かったが、それでも昌子は「23番(キム・ユソン)がすごい良いプレーヤーで、そこでのデュエルが多かった」と相手のキーマンをケアしつつ、盛んに声を出して守備陣形を整えた。結果的に無失点に抑えたことに、「難しさはあったけど、今日のゼロで勝ったのは大きい。それが自信になるし、何より大きかった」と手応えを得たようだ。
 
「長谷部(誠)さんだったり、(吉田)麻也くんが巻いてきているものなので、そういう責任もある。これを毎試合付けているあの人たちはすごい。そういう気持ちが僕も少しは分かって、選手として一歩成長できたかなと思う」
 
 日本代表でキャプテンマークを任される選手は、ほんのひと握り。その栄誉を授かり、チームとして結果も出した昌子は、精神的に一皮むけるかもしれない。